![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101263487/rectangle_large_type_2_40b924d77265f2c7a82f954a8b834dc9.png?width=1200)
【ChatGPT】ChatGPTにJSON形式で答えてもらう
ふと、とあるアイデアを思いついたので、ChatGPTに以下のように聞いてみた。
日本の童話である「桃太郎」「金太郎」「浦島太郎」について、それぞれの登場人物を教えてください。
ただし、回答は以下のJSON形式に従ってください。
{
"title":童話のタイトル,
"charactor": [
{
"name": 登場人物の名前1,
"description": 登場人物の説明1
},
{
"name": 登場人物の名前2,
"description": 登場人物の説明2
},
{
"name": 登場人物の名前3,
"description": 登場人物の説明3
}
...
{
"name": 登場人物の名前N,
"description": 登場人物の説明N
}
]
}
すると、次のような回答が返ってきた。
【桃太郎】
{
"title": "桃太郎",
"charactor": [
{
"name": "桃太郎",
"description": "桃から生まれた赤ん坊。成長してから鬼に立ち向かい、鬼ヶ島を平和に導く。"
},
{
"name": "犬",
"description": "桃太郎に仕える犬。桃太郎と一緒に鬼ヶ島に向かい、鬼を倒す。"
},
{
"name": "猿",
"description": "桃太郎に仕える猿。桃太郎と一緒に鬼ヶ島に向かい、鬼を倒す。"
},
{
"name": "キジ",
"description": "桃太郎に仕えるキジ。桃太郎と一緒に鬼ヶ島に向かい、鬼を倒す。"
}
]
}
【金太郎】
{
"title": "金太郎",
"charactor": [
{
"name": "金太郎",
"description": "熊から拾われた赤ん坊。成長してから鬼退治をする。"
},
{
"name": "熊",
"description": "金太郎を拾った熊。金太郎とともに鬼退治をする。"
},
{
"name": "浦島太郎",
"description": "金太郎とともに鬼退治に向かう。"
},
{
"name": "ウサギ",
"description": "金太郎とともに鬼退治に向かう。"
}
]
}
【浦島太郎】
{
"title": "浦島太郎",
"charactor": [
{
"name": "浦島太郎",
"description": "海中で見つけた亀から助けられた男。亀の助けを借りて、竜宮城に行き、美しい王女と結婚する。"
},
{
"name": "亀",
"description": "浦島太郎を助けた亀。浦島太郎が竜宮城に行くのを手伝い、お礼に招待される。"
},
{
"name": "王女",
"description": "竜宮城の王女。浦島太郎と結婚する。"
},
{
"name": "竜神",
"description": "竜宮城の支配者である竜神。浦島太郎に試練を課し、合格した後に王女との結婚を認める。"
},
{
"name": "妖魔",
"description": "竜宮城に現れる妖魔。竜神が浦島太郎に試練を課す際に妨害をするが、浦島太郎と亀の力で退けられる。"
},
{
"name": "鯨",
"description": "浦島太郎が竜宮城から帰る際に乗った鯨。鯨が浦島太郎を故郷に連れて行ってくれる。"
}
]
}
金太郎の話と浦島太郎の話が完全に我々が知っているものとは別物になってしまったが、ちゃんとJSON形式で返してはくれている。
ちなみに、ChatGPTではなく、OpenAIのAPI経由で同様のことをすると、以下のようにJSONだけ返してくれる。キジは桃太郎の食料になってしまったが。
{
"title": "桃太郎",
"charactor": [
{
"name": "桃太郎",
"description": "ももたろうと読む。赤ん坊の時、川に流されて桃から生まれた。桃太郎と呼ばれるようになると、一切の悪を退治することを目的とする。"
},
{
"name": "犬",
"description": "桃太郎が拾って育てた忠犬。桃太郎の命を受けて、一緒に鬼ヶ島へ向かい鬼を退治する。"
},
{
"name": "猿",
"description": "桃太郎が拾って育てた猿。桃太郎の命を受けて、一緒に鬼ヶ島へ向かい鬼を退治する。"
},
{
"name": "キジ",
"description": "桃太郎の手料理のお供として、鬼ヶ島に一緒に行ったキジ。"
}
]
}
あらゆるパターンを試したわけではないので、常にJSON形式で安定的に回答してくれるのかどうかは不明。
しかし、ChatGPTの回答をJSON形式でうまく受け取ることができれば、JavaScriptやpython、C#、SQLなどとうまく連携させることができるし、ひいてはさまざまな手作りアプリケーションの開発に応用できそう。
特に、一定のフォーマットに従って複数の回答を求めるタイプのアプリケーション開発に応用できそう。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?