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大瀬良選手のデータを見ると今年は活躍する!?

プロ野球エース分析!
今回は広島カープの大瀬良選手です。
今年で7年目になりますね。
長身から投げるストレートとスライダーは強力です。
そんな大瀬良選手のデータを分析していきます。


中継ぎを経てエースに君臨の大瀬良投手!

登板

さっそく大瀬良選手の分析をしていきましょう。
大瀬良選手は大卒として即戦力の期待に1年目から答えていきます。
1年目は26試合に登板して10勝をあげています。
2015年は中継ぎに転向をしました。
中継ぎでも51試合に出場しています。
2016年は怪我に悩まされながらも、20試合近い出場をコンスタントに登板しています。


FIPのトレンドが気になる大瀬良選手!?

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大瀬良投手の防御率とFIPを見ると、ルーキーイヤーは4点台でしたが、2年目以降は3点台、2018年は2点台と安定した防御率を出しています。

2015年から2017年はFIPの方が防御率より低く、投手としての実力は防御率以上の力を持っていることがデータから見て取れます。

その実力が防御率に現れたのか、2点台の成績を出します。

しかし、FIPは約3.8と実際の防御率は高くなっています。

2015年からFIPを見ると、右肩上がりになっており、やや点を取られ気味になるのではないかという不安が残ります。
エースとしては、防御率を2点台まで持っていきたいのが広島としての欲ではないでしょうか。

安定した被本塁打と四死球率に凄さを感じる

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防御率に変動がある大瀬良選手ですが、1試合あたりの四死球数と被本塁打数は安定しています。
1試合に四死球は2回程度と被本塁打は1本程度です。
近年は1試合あたりの被本塁打すうが上がり気味が気になりますが、1試合当たりの四死球数は減少傾向です。
コントロールが改善されている点では、自滅や急な崩れがなくなってきていると捉えることができ、30台に入っても安定した活躍が期待できそうです。

高いK/BB率が魅力!

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FIPや防御率が上昇気味という懸念点はありますが、直近2年は4近くあるK/BBは魅力的です。
1試合あたりの四死球数でも改善が見られているところがK/BBにも現れており、1回の四死球を出すまでに4つアウト取れる投手は魅力的です。
2回のうち1回は四死球の不安がないので、平均的に5回は崩れないで投げてくれると計算もできる投手です。

最近は高いLOBはピンチで切り抜けている証拠か!?

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​LOBは2014年から2017年は平均0.72を下回ることが特徴的です。
それでも、防御率は3点台とランナーを不用意に出さないピッチングが伺えるデータです。
しかし2018年、2019年はLOBは0.78と高くなっております。
2018年のLOBの高さは残塁率が多くなり、防御率が2点台と低くなったことから、ランナーを出しても粘り強いピッチングを見せた結果と言えます。
しかし、2019年は防御率は3.5と高くなってしまい、ランナーを出してしまってしていることが失点につながっています。
LOBは2018年と2019年で大きな変動はないことから、2018年の方がピンチで点を与えないピッチングができていたと見れます。
今年はLOBと防御率にデータの視点からは注目したい選手です。
粘り強いピッチングができるか、不用意にランナーを出さない投球ができるかが大瀬良選手のエースとしての活躍の鍵となります。

まとめ

大瀬良選手の魅力は高いK/BB!
LOBと防御率に注目したい選手です。
安定したBB/9とHR/9が安定した成績の源!

今回の分析とデータはここからダウンロードできます(有料)

今回の分析したJupyter notebookファイル(pythonの汚いコードw)とcsv形式のデータはこちらにあります。

自分で分析してみたい方はワンコインで購入できます。

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