一宮の女子野球熱は冷めない

3連休を利用して、愛知の実家に帰ってきている。車の定期点検を買ったディーラーのもとで受けるためだ。
今日(日曜日)は両親の結婚記念日を祝った。

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食事が終わったのは8時過ぎ。名古屋市から高速を飛ばし、一宮に向かった。

この日は一宮にある「焼き鳥あおい」さんで女子野球好きの会合があった。前々から告知を見ていたがその時はまだ実家に戻る想定でもなく、また戻ると決めた後も食事が入っていたので行けないだろう、と思っていたのだが、会の終わりがけという、微妙な時間にお邪魔させて頂いた。
全くアポも取らず、またお顔とお名前が一致している方もほとんどいらっしゃらない中、短い時間ではあったが皆様に快く迎え入れて頂けたことに感謝申し上げると共に、次回開催の折には都合をつけたいと心の底から思った。

愛知県一宮市に女子プロ野球チームが来て2年、その人気は本拠地とした平島球場の観客動員数記録を更新するほどにまで広がった。
しかし2020年はチームの名前こそ残れど拠点は京都に集約され、事実上の撤退をしてしまった。

だが、一宮の女子野球熱は冷めない。

2020年の女子プロ野球リーグ体制発表から程なく、一宮市を拠点としたクラブチーム「東海NEXUS」の創設が発表された。そこにはディオーネで人気を博した選手が名を連ね、そしてチームを束ねるのは愛知ディオーネで指揮を取っていた碇美穂子監督だ。

今日の宴の中でも、平島球場で野球をしている姿を早く見たいという声が上がっていた。プロチームが去ってからも一宮から女子野球を応援したいという熱が伝わってきた、素敵な時間だった。

愛知という地域は新しい文化に対して排他的な部分はあれど、それが受け入れられると密接に関わりあい、文化として定着する。
新球団「東海NEXUS」は、野球をしたい女の子の夢を球団だけでなく地域も後押しする、そんなチームになるはずだ。

今後の活動も見守っていきたい。

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