Google Analytics の分析続き

前回の続きです。

12/7 に大きな動きがあったので、その点をについて詳細に確認していきます。

流入元について調べる

とりあえず流入元でどこかに違いがあったか調べてみます。
集客 > 概要 をクリックして、期間を 2022/11/30 〜 2022/12/6 に設定してみます。

直前の流入状況

Directが非常に多いですね。少し嫌な予感がします。Directはサイトに訪問したときにリファラ情報と呼ばれる、どこから来たかを表す情報がないものを指します。例えば、bookmarkや放置していた画面をリロードするなどです。これだと、どこから来たかわからないです。

一応、2022/12/7 をみてみます。

2022/12/7 の情報

Direct訪問が多くコンバージョン率が3.48%から7.41%に倍増しています。ここが伸びていますが、残念ながらこれ以上の情報は得られませんでした。

ランディングページ確認

どのページに訪問をしたのか調べます。これで、どんな情報を求めてきたのかわかる可能性があります。
行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ に移動します。

先ほどと同様に 2022/11/30 〜 2022/12/6 と 2022/12/7 の比較をします。

2022/11/30〜2022/12/6のランディングページ分析
2022/12/7のランディングページ分析

12/7 は圧倒的に /basket.html が多いです。直前の1週間は155でしたが、331に増加しています。このURLは選択した商品の一覧を表示するページの場合が多いです。direct経由の訪問が多い情報と合わせると、何らかの再訪問施策を行なった可能性があるあるかもしれません。本来の業務ならば、サイト運営の責任者の方に 12/7 に何をしたかを聞いてうまく行った施策について聞いてみます。

ユーザー属性

上である程度の情報がわかりましたが、補足的にユーザー属性も確認してみます。
ユーザー > ユーザー属性 > 年齢 をクリックします。これは、Google によって推測された年齢をもとに色々な情報を確認できます。
先ほどと同様に直前の1週間と12/7を比較します。

2022/11/30〜2022/12/6の年齢分析
2022/12/7の年齢分析

コンバージョンは 25-34 と 35-44 の年代が多いようです。何らかの施策を行なっていた場合、その年代を特に動かせていると考えられます。

まとめ

以上がGoogle Analyticsで分析する場合にすることです。目標の値が上がったり下がったりしているポイントを探して、その要因を色々な切り口から推測していきます。

最終的に分かったことはあくまでも数値で見えてくる状況だけです。この情報から運営を行っている人に確認していき、この情報からより良いサイト運営を考えたり提案していくことがお仕事になります。


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