見出し画像

高配当株は暴落相場で勝てるのか検証してみた

今回の記事はタイトルの通り、暴落相場(コロナショック)での高配当株のパフォーマンスを計測してみたという内容です。

動画での解説もありますので、良ければご視聴ください。
▼▼▼画像クリックでYouTubeへ▼▼▼

画像4

最近、相場の急落にともなって、新規の参入者がどんどん増えているようです。
日経新聞をはじめ、下記のような記事を何度も見かけました。

日経新聞

投資に興味を持つことは良いことだと思いますが、個別株投資をするなら、しっかりと学習する必要があります。
今回の検証内容は、あまり学習する時間もかけずに株式投資に手を出してしまっている初心者へ、注意喚起の意味も持っていますので、どうぞご理解ください。

検証結果のファイルはこちら

コロナショック以降、約4ヶ月間の株価の動きをシミュレーションすることができます。
エクセルのソート機能を使うだけなので、ファイルを見てもらえれば使い方は分かるのではないかと思います。
不明な部分は気軽にコメントください^^
また、データの部分的な欠損やズレはあると思いますが、若干の誤差はお許しください。

検証結果

検証結果としては、非常に興味深い内容となりました。
結果は以下の画像の通りです。

折れ線グラフ_new

棒グラフ_new

正直、想像以上にきれいな傾向が出たので驚きました。
結論をまとめると、

・高配当銘柄ほど成績が良くない
・初心者が配当利回りでソートすると、左のグループを掴んでしまう
・第二波があった場合、高配当グループを積極的には勧められない

こんなところでしょうか。
今回の下落の場合、実体経済に影響を及ぼすものですから、配当金の維持に不安が出たということなのでしょうか。
個人的には、高配当のプレミアムが剥がれた結果が現れているのかなと解釈しています。
今回のような(実体経済へ影響を与える)急落後の反発を狙う場合、配当というファクターではなく、別ファクターでのスクリーニングをした方が良いかもしれませんね

今後、別ファクターの検証を行っていこうと考えていますので、次回以降を楽しみにお待ちください^^

かじり虫の活動を応援してくださる方のサポート、お待ちしております。 これからも有意義なコンテンツを作成していきますので、私の「夢中」をぜひ一緒に共有していきましょう^^