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世界に1つだけの花は別世界ならいくつも存在しうるのか?

2000年代を代表する名曲である、SMAPの『世界に一つだけの花』。AI化が進み、個人個人の生きる意味が希薄化する今、我々に訴えてくるものがある。

世界を跨ぐ花

題にも記したが、世界に1つだけの花は別世界になら2つ目3つ目が共存できるのだろうか?

何を言ってる、そもそも世界は1つしかない。見てみろその証拠にworldの複数形は無いじゃないか、と言う人もいるだろう。しかしそれは過去の話となるかもしれない。

thirdverse構想

生活の基盤はリアルからバーチャルへ  なりたい自分で生きていく「Thirdverse構想」

thirdverse社による<thirdverse構想>という計画がある。
「自宅や学校・職場とは違う、自分らしい時間を過ごすことができる第三の居場所(Third Place)を仮想世界(Metaverse)上に創る」という意味が込められたこの構想は、目処として2025年に「仮想世界で経済活動を出来るように」するという(3段階からなるこの構想の第2段階めである)。これは我々の想像を遥かに超える早さではなかろうか。
詳しくは上記の記事を読んで欲しいのだが、現実とは異なる世界を行き来し自己実現が出来るようになる時は、そう遠くないのだ。

'1つ?'の花
自分に合った世界を選んで咲く時代。同じ花が全く異なる色や形で、複数の世界に咲くだろう。これまで社会的に或いは身体的に奪われてきた全ての才能が日の目を浴びる。その為には国によるネット・バーチャルの環境整備が必要となるだろうが、その話はまた機会があれば、いずれ。

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