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意地悪なホストファミリーの話①

こんにちは

私はこれまで、ロンドン🇬🇧とドルトムント🇩🇪でホストファミリーにお世話になったことがあります。

ホストファミリーは二家族ともきっと「優しい良い家族」だったんだと思います。でも、見ず知らずの家族のルールに沿って暮らすことは私に合わず、私は彼らの好意を意地悪だと感じてしまいました。

大半があまり気持ちのいい話ではないですが、面白いこともあったのでつらつら書いていこうと思います。

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ロンドンに短期留学したのは中学生の時。ホストファミリーの家に3週間滞在し、家庭教師のホストマザーに英語を教えてもらっていました。そのため外出することはほぼ無く、家に閉じこもっていた記憶があります。

留学が始まってすぐのある日、シュークリーム事件が起こりました。簡潔に説明すると、ホストマザーが、私がホストファミリーに振る舞おうと一生懸命作ったシュークリームを台無しにしてまったんです。悪意があったとは思わないですがここで知っておいて欲しいのは、

異国で頑張ったことがふいになったり、現地語でいびられるのは

日本で同じことを経験するより50倍心理的ダメージを受けること。(個人差があります)

シュークリーム事件から、自分の頑張りは報われないんだと考えるようになりました。

さらに彼女は滞在1週間後には、私と私の親を非難しはじめます。非難の内容は、私が(当時ガラケーで国際電話料金が高かったので) 親と一切テレビ電話や電話をしていないことを受けたものでした。ホストマザーに言わせると留学中に親と電話をしないのは「変」で、親は私のことを気にかけていないんじゃないかと強く言ってきました。

他にも、私はブリティッシュイングリッシュを学びたくてロンドンに行ったにも関わらずアメリカの発音に直されたり、正しい答えを何度も言っているのに「なんで正解が分からないの!」と怒鳴られたりしました。

ストレスや不安で、それから毎日泣いて過ごしました。そして毎日、泣くのを止めなさいと怒られました。この期間は英語を聞くと、また嫌なことを言われると思い英語が嫌いになった時期でもあります。ホストファミリーに対する嫌悪感が深まり、自分の親に対する不信感も生まれた苦しい3週間でした。

そんななかでもホストマザーの行動があまりにも理解出来なさすぎて、おもしろい思い出になった出来事がひとつだけあります。それは気分転換として買い物に連れていってくれた際、ホストマザーに着ているワンピースを褒められたときに起こりました。彼女はスーパーのど真ん中で私のスカートを思いっきりめくったんです。とっさのことで驚きすぎて、嫌な気持ちよりも先に笑ってしまいました。

こんなことを経験して図太くなったと思っていましたが、ドルトムントのホストファミリーはもっとすごかったです...。

今日はここまでにして明日続きを書きますね

最後まで読んでくださりありがとうございます。

ではまた

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