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Speeeの12daysインターンに参加した話

はじめに

2022年8月に開催されたSpeeeの12daysインターンの参加レポートです。対象読者はWeb系企業の就活をしている方です。特にSpeeeのインターンに参加しようか迷っている方に読んでいただけると嬉しいです。

インターン開始前

インターンの1週間前に人事の方と目標設定面談を行いました。この目標設定面談では、自分の理想のエンジニア像を踏まえて、今回のインターンで達成したい目標を設定しました。

私はビジネス視点を持ったエンジニアになりたいと考えていますが、インターンに参加する前はビジネス視点という言葉があまり具体的になっていないと感じていました。そのため、今回のインターンの目標はビジネス視点という言葉を具体的にイメージできるようになることに設定しました。

インターン期間中は、1日おきにリードエンジニアの方と1on1を行ったり、毎日日報をSlackに投稿したりします。そのときに、この面談で設定した目標に対する達成度を自分で評価するため、インターン期間を通してこの目標を意識でき、自分の成長を実感できました

DAY1〜DAY3:企画フェーズ

まず今回のインターンのテーマが発表されました。テーマが発表されたからと言っていきなり実装を始めるのではなく、まず事業戦略の解釈を行いました。事業戦略の解釈を行う目的は、チームメンバー間でこの事業に対する認識を揃えることです。

次に意思決定ドライバーを設定しました。意思決定ドライバーとは開発フェーズにおいてどのような機能を優先的に開発するかを判断する軸となるものです。意思決定ドライバーを企画フェーズで設定しておくことによって、開発フェーズでユーザに価値を届けられる機能を優先的に開発できました

企画フェーズを通して、事業戦略の解釈や意思決定ドライバーの設定がエンジニアにとってのビジネス視点の一部だということが理解できました。私の目標はビジネス視点という言葉を具体的にイメージできるようになることだったため、私にとってはDAY1〜DAY3の学びがとても大きかったです。

DAY4〜DAY12:開発フェーズ

いよいよ実際に不動産会社の口コミが閲覧できるサービスを実装していきます。Speeeのプロダクト開発ではアジャイル開発が採用されています。そのため、今回のインターンではDAY4〜DAY12を3スプリントに分けたアジャイル開発を体験しました

各スプリントのはじめには、このスプリントでどのような機能を実装するかをチームで話し合いました。プロダクトマネージャの方がユーザーストーリを用意してくださっていたため、それぞれのストーリを企画フェーズで設定した意思決定ドライバーに照らし合わせて、どの機能を実装するかを決めていきました

各スプリント中はエンジニアメンターの方を交えて3時間ごとにスクラムを行いました。このスクラムではそれぞれの進捗の共有や困っていることの相談などを行いました。スクラムでエンジニアメンターの方のフィードバックを受けることによって、チーム全体が成長できました

各スプリントの終わりにはチームでGKPTを用いた振り返りを行いました。GKPTはGood, Keep, Problem, Tryの頭文字を取ったもので、それぞれが良いと思ったこと, 今後も継続したいこと, 問題だと感じたこと, 今後挑戦したいことを出し合います。GKPTを行うことで今のスプリントの学びを次のスプリントに繋げられました

成果物はこちらのリポジトリに上がっているので興味のある方は見てみてください。なお、Speeeのプロダクト開発ではRuby on Railsがメインで用いられているため、今回のインターンではRuby on Railsを使いました。

まとめ

Speeeのインターンには1日おきの1on1, 毎日の日報, 3時間ごとのスクラム, スプリントごとのGKPTといった振り返りやフィードバックの機会が多くありました。私はそれらの機会を通して、エンジニアとしてだけでなく人として成長できたと思っています。

また、事業戦略の解釈や意思決定ドライバーの設定を通じてエンジニアにとって必要なビジネス視点を身につけることができました。そして、そのビジネス視点を用いることによって、なぜその機能を作るのかを理解した上で実装に取り組むことができました

25卒のインターンの募集もそろそろ開始されると思います。この記事を読んでSpeeeのインターン面白そうだなと思った方はとりあえず応募をしてみてもらえると嬉しいです。

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