【所得倍増】オーストラリアに出稼ぎする日本人!海外在住者が稼げる理由と注意点を解説
オーストラリアに出稼ぎする日本人がブームになっています。
その反面こんな不安もあります。
本当に出稼ぎできるの?
なんか怪しい儲け話なんじゃない?
そんな理由で移住して大丈夫?
ボクはオーストラリアで看護師として働いて5年、移住して10年経過しました。年収だけで見るとオーストラリアで出稼ぎして喜んでいる日本人の1人に入るかもしれません。
この記事では現地で働く日本人の視点で、どのような背景からオーストラリアの出稼ぎブームが来ているのか考察していきます。
オーストラリアでアシスタントナースになる方法はこちらの記事で解説しています。
オーストラリアで日本人の出稼ぎが流行っている
最近ニュースで取り上げられて話題になったのが、ワーホリに行き海外で働いて給料が2倍になったというもの。他にも、
給料が8,000万円になった寿司職人さん
収入が2倍になった美容師さん
ワーホリで稼いでる若者
現地や日本に帰国して買い物を楽しんでいる様子が報道されて、羨ましいと思った人も多いはず。
ボクも凄いなぁと思っていますが、現地に住んでいる人の視点で理由を考えてみましょう。
オーストラリア出稼ぎブーム3つの理由
オーストラリアでの出稼ぎがブームになっているのには色んな理由があるようです。
出稼ぎブームの理由1:オーストラリアの最低賃金の高さ
東京では令和4年10月1日より1,072円になりました。それに対してオーストラリアでは$21.38だいたい約2,000円(10月21日時点)。
同じ仕事をしていても単純に計算して2倍の給料が稼げるというのはウソではありませんね。
その話題を知って動き出している人はたくさんいるようで、ワーホリを申請してファームなどで働く人が増えています。
日本とオーストラリアを比べると看護師の平均年収も300万円ほど違いがあります。詳しくはこちらの記事でまとめました。
【誰も教えてくれない】オーストラリア看護師の年収は?給料アップの秘訣も解説
出稼ぎブームの理由2:入国条件の緩和
オーストラリア政府は2022/7月6日からワクチンの証明がなくても入国できると発表しました。
またシドニーでは2022/10月14日から、コロナ陽性になったとしても隔離が不要に。
日常生活レベルでは、スーパーマーケットや電車の中でもマスクをしている人はほとんどいません。
オーストラリアでコロナは過去のものとして扱われています。
「感染しても対策をとってうまくコントロールしていく」というような意識になっているように感じます。
出稼ぎブームの理由3:各地で起きている人手不足
オーストラリアは移民によって労働力を補っている国です。若い労働力をワーキングホリデーなどの移民に頼っています。
しかしコロナにより入国してくる人が減少していたため、労働者が必要になっています。
特に医療現場では深刻な人手不足によりシフトが回らないということも日常的に起きています。
給料を上げてでも人を雇いたいオーナーが増えているのでしょう。
これまでのように最低賃金以下で働かせていた店は見向きされなくなり、全体的に給料が上がっているのが現状のようです。
出稼ぎの前に日常会話を学ぶのがおすすめ
一部の報道では「全く英語を話さなくても仕事ができる」というものもあります。
そういう環境があるのは事実でしょう。英語学習に長い時間をかけてきたボクとしては羨ましいです。
しかし、しばらく住み続けるのであれば日常会話ぐらいは学んでおいて損はありません。
買い物
銀行
交通機関
このようなものを利用ときにも中学レベルの英語が話せれば充分。
「こんな時に何て言うのか、口から出てこない」という状況を避けるには日常会話をパターンで覚えるだけです。
ボクがオーストラリア留学の初期に使っていた本はこちらです。
何度も使う英語から学んで慣れていくのがおすすめ。
基本的でよく使う単語を効率的に学ぶならこれです。
1つの例文に関連する単語を詰め込んでるので効率が良いです。
文法を復習するにはこちら。
絶対に1ページ目からガリガリ勉強してはいけません。必要なグラマーを辞書みたいに調べて問題を解いてください。
ボクは最初から初めて何度も挫折しました。いるときに、いるグラマーを勉強するのが記憶力もアップします。
オーストラリアの出稼ぎブーム今後はどうなる?
日本人の出稼ぎがブームですがこれは近い将来に終了します。そして働き手の「質」が重視されるタイミングが来るでしょう。
量から質を求める変化は身の回りでよく起こっていますよね。
YouTubeを見ていても、昔に比べて動画の質がどんどん上がって、とりあえず投稿しているだけのものは見られなくなるようなもの。
まずは全世界からオーストラリアに来る人が増えます。なぜならワーホリがあるオーストラリアの魅力的な最低賃金に心を躍らせているのは日本人だけではないからです。
インド
フィリピン
ネパール
これらの国では英語を公用語として使用しています。つまりほとんどの若い世代では日常的に英語を話しているということ。
そうなると質が求められてきて、専門職が強くなるのではないかと考えています。看護師もその職業のうちの1つ。
今の一時的なブームに乗り、出稼ぎをするのも1つの手ですが、それが終わった後の身の振り方はしっかりと考えておいた方がよさそうですね。
稼げる系の怪しい話にはご注意
こういう稼げる系のブームが起きると出てくるのが、それに便乗して商売をする怪しい人たち。
ツイッターでも個人で出稼ぎを斡旋してるアカウントもあります。申し込んだ人たちは大丈夫なのかなと心配です。
多くのケースでは紹介料や着手金を振り込ませて、移住後に連絡が取れないのがよくあるパターン。
これから出稼ぎを考えている人は信頼できるところに相談しましょう。
ちなみにボクが留学した時にはオーストラリア留学.net、メルボルンではiae留学ネットにお世話になりました。体験談をまとめているので参考にして下さい。
【9割以上が満足】iae留学ネットの評判まとめ!留学経験者が解説
看護師の留学はもちろんワーホリ、語学留学のサポートもしてるのでおすすめです。
物価の違いにも注意
オーストラリアの給料が高いのはいいんですが、日本よりも物価が高いのが難点です。
マクドナルドのビッグマックで比較すると、日本では410円、オーストラリアでは$6.75=約634円(10/21時点)
為替の変動もありますが、オーストラリアの方が値段が高いですね。
これはオーストラリアで生活していても感じます。
例えば先日、夫婦2人でラーメンを食べに行きましたが、1杯17ドルもして驚きました。
日本では値上げが起こって話題になっていますが、オーストラリアでは当たり前のように毎年値上げしています。
物価の違いとインフレの速度には注意が必要ですね。
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