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チャンステーマ

プロ野球を観に行くのが好き。息子が少年野球を始めてから一緒に行くようになり、さらに楽しい時間となっている。

昨日も息子と行ってきた。中日ドラゴンズと読売ジャイアンツとのカードだ。

ドラゴンズファンである私たち親子は昨日は勝利したこともあって大満足で帰ってきたのだ。

シーズン中ホーム球場には応援団の方達がいて球場を盛り上げてくれている。選手それぞれの応援歌だったりチームの歌、チャンステーマなんかを楽器を使い応援をする。これを覚えて一緒になって歌ったり、応援様の棒を叩いて観戦するのが楽しい。

特にチャンステーマの時の球場の盛り上がりはすごい、打席にいる選手に期待し声援のボリュームもグッと上がる。それが全て打席にいるバッター1人にそそがれている。

選手の立場になって考える。


とんでもない、プレッシャーだ。

自分にかかる期待が声援のボリュームとして具体的に伝わってくる。自分が打てば賞賛されるが。打たなきゃこのボリュームを一気に消し去ることになる。何万人もの期待を裏切ることになる。

そんなの潰されてしまう。

その上で、試合後SNSやネットニュースのコメントで叩かれる。

立ち直れなくなる。

そんな経験したことないから分からないけど、何万人もの視線、期待、声援の矛先が全て自分にむけらていると考えると、まともに3メートル歩けないような気がする。

チャンスの場面でよく「普段どうりやれ」や「練習の時のようにやれば大丈夫」だとか声をかけられると聞くが、それがどれほど難しいことなのか。

視線を感じただけで普段どうりできないことがある。

そんなことドラゴンズ勝利の余韻にひたりながら1人風呂で思った。

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