【初段突破を目指す】端攻めで玉がきた場合

端攻めにはいろんなパターンがあり、正しく指せば優勢になれるけどそれを知らない・気づけないため優勢を築けないことがよーーくあります。

で、下図。

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いつものように先手番での右玉ですが、端を攻めたところです。
▲94歩△同歩▲93歩に対して△同玉と取った局面。

普通、▲93歩に対しては、香で取ることが多いです。
もちろん△同香だったら、▲85桂みたいな感じです。

で、△同玉に対してはどう指せばいいのか。
悩ましいというか、わかんないです。

実戦では▲99飛と回ったのですが、△82玉と引っ込まれ、うまく攻めが続きません。
ソフト曰く、△同玉の局面では▲94香と取る手がいいそうです。

画像2

何が狙いかというと、△同玉に▲82角打ちがあります。
これが狙いでした。

玉を裸同然にして、上は馬から、下は桂馬や飛車からの挟撃態勢が作れます。
こういう攻めがありました。

もちろんそこからもまだまだ難しいですが、端攻めは立派に成功したと言えそうです。

あーそうすればよかったのか。
それに気づければよかったのか。

これは覚えておかないといけません。

美濃囲いの弱点は82の地点です。
ここに効いている駒がないので、だから端攻めに弱いわけです。

端攻めをする場合、常にその弱点に目を向けてないといけませんね。

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