ぜんぜん強くならないよー

三段どころの話ではない。二段すら見えない。むしろギリギリ初段のまま。

今までで一番将棋を勉強しているのに全然強くならない。

数は少ないけどここ半年ほどは毎日詰将棋は解いている。
解くスピードは確実に早くなっている。
それは分かる。

序盤も以前より詳しくなった。
でも序盤詳しくてもあんま意味ねーじゃんって最近は思っている。
攻めの形を覚えるだけでとりあえずは十分なんじゃないかなって。

やっぱ中終盤なんだろうな。
どうせ序盤はすぐに未知の世界に入るんだから、あんまり勉強してもな…ってなっちゃう。少々な未知ぐらいなら本を参考にこうすれば有利になるってのはあるかもしれないけど、未知すぎるからそれはもう力でねじ伏せていく将棋になるわけで、そうなると中盤力ってのが大事になってくるのかなって気がしている。

基本手筋コレクション(だっけ)を解いてるよ。
正直実戦するよりも楽しい気がする。
あーここでこんな手を指すと有利になるのかーなるほどねーって気づきが、明らかに実戦よりも多いから。
でもそれはつまり自分の実力はその程度ってこと。

1つの戦法で突き進むと、序盤ある程度考えなくてもよくなるけど、どうせ完全なる未知の世界に進むのなら、振り飛車も覚えてオールラウンダーになった方が楽しいんじゃなかろうか。
結局手順を覚えてもあまり意味を感じない。

って思っていろいろやってみようって思うんだけど、結局実戦では自分の知っている形、すなわち右玉に進めてしまう。安心感があるんだな。

けどよくよく思い出すんだオレ。
将棋ウォーズの達成率は右玉を覚える前の方が高かった。
中途半端に脆い右玉よりも、誰も見たことのないような乱戦に持ち込んで一気に勝負を決める方がいいのかもしれない。

となると極限早繰り銀かー?


って感じで思考がループするのよね。


やっぱ将棋は終盤だ!
→序盤でボコられる

やっぱ序盤が大事!
→あっというまに未知なる中盤に入ってボコられる

どうせ序盤は定跡どおりにならないんだから、中盤だ!
→やっぱり序盤でボコられる

いやいや、やっぱ序盤の勉強大事でしょ!
→たまたま上手くいった将棋も終盤に逆転負け

同程度の実力同士なら必ず何度かチャンスが訪れる。それをものにする終盤力があればなんだかんだ勝てるんだ、よっしゃ終盤力だ詰将棋だワッショイ!
→序盤から一方的に負ける

やっぱ序盤だワッショイ!
→中盤でおろろ~ん

じゃ、中盤からー。ってことはそこまでもっていくための序盤!
→いまここらへん


って感じで永遠にループしていますね。
毎日の詰将棋だけは続けているから、そこはまぁこれからも続けるとして。

まあいい。将棋は楽しんだもの勝ちだから、意味があると思う勉強をすればいいんだ。それが楽しければいいんだ。

ちなみに今三段は、プロ棋士の指導対局で認めてもらうから駒落ち対策覚えるかーって気にもなっている。


結局なにすりゃえーねん(笑)

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