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ウィリアム・A・ウェルマン(1896/2/29 - 1975/12/9)

 ハリウッドでサイレントの時代から第一線で活躍、幅広いジャンルの作品が。
 つばさ Wings (1927)、サイレントの航空映画で今観てもとても新鮮、第一回アカデミー賞最優秀作品賞だそうです。
 人生の乞食 Beggars of Life (1928)、伝説的女優ルイーズ・ブルックスの男装。
 民衆の敵 The Public Enemy (1931)、トーキーになり、ジェームズ・ギャグニー主演のギャング映画。
 立ち上がる米国 The Conquerors (1932)、西部劇から始まり当時の世界恐慌の時代までを辿る壮大なストーリーを86分で、これぞハリウッド。
 スタア誕生 A Star Is Born (1937)、何度もリメイクされた名作でなんとカラーです。
 無責任時代 Nothing Sacred (1937)、すごい邦題ですがキャロル・ロンバート、フレデリック・マーチ主演のスクリューボール・コメディ。
 ボー・ジェスト Beau Geste (1939)、三兄弟の冒険、外国人部隊の戦争ものでもあります。
 牛泥棒 The Ox-Bow Incident (1943)、異色の名作西部劇。
 西部の王者 Buffalo Bill (1944)、王道の西部劇。
 G・I・ジョウ The Story of G.I Joe (1945)
 戦場 Battleground (1949)、二作とも傑作戦争映画。
 女群西部へ Westward The Women (1951)、題名からもなんとなく感じられる、フランク・キャプラ原作の面白西部劇。
 男の叫び Island in the Sky (1953)
 紅の翼 The High and the Mighty (1954)、二作ともジョン・ウェイン主演の航空映画、後者は旅客機パニックものの先駆。
 中共脱出 Blood Alley (1955)、ジョン・ウェインとローレン・バコール共演で脱出アクションもの。
 多彩ですね。どの作品からも古き良きアメリカ、個を大切にした迎合しない強靭さを感じます。

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