シャルル・トレネ(1913/5/18 -2001/2/19)

　「唄う狂人」です。シンガーソングライターでエンターテイナー、Y’a d’la joie(喜びあり)、Je chante(私は歌う)、Boum(ブン)、メニルモンタン、 Que reste-t-il de nos amours ?(残されし恋には、トリュフォーの「夜霧の恋人たち」主題歌)、Douce france(優しきフランス)、ラ・メール、詩人の魂、等々名曲揃い。
　私が思うに彼は単なるシャンソン歌手ではなく、フランス特有のオペレッタの伝統、オッフェンバックやシャブリエ、メサジェ、レイナルド・アーンらの後裔で、新たな時代にあった形でその才能を発揮した方だと思っています。