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とりとめなきトリプティック:part 2: Schumann

 まずはアルフレッド・コルトー、「謝肉祭」、「クライスレリアーナ」、「ダヴィッド同盟舞曲集」それにシャルル・パンゼラとの「詩人の恋」などもう世界遺産です。SP録音で何でこんなに色彩を感じるのか。あとはイーヴ・ナット、ややさえない録音状態ながら聴き入ってしまう、個人的には特にフモレスケがホロヴィッツの呪縛を解いてくれた、とんでもなく好きす。
 アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリの例えば「謝肉祭」はどうもちょっと近寄りがたさが。マルタ・アルゲリッチなら特に「クライスレリアーナ」がいまだに屈指の名盤。クラウディオ・アラウの全曲録音も落ち着いた佇まい、木目の音色で良い。フモレスケ好き。若き日も晩年もどっちもチッコリーニもいい。
 ミシェル・ベロフの「クライスレリアーナ」はクリスタルで強い。フモレスケ好き(しつこい)。ラドゥ・ルプーもいいです特にフモレスケ(…)。ヴァレリー・アファナシエフの「クライスレリアーナ」は好き嫌いは別として必聴だと思います。
 ピョートル・アンデルジェフスキのフモレスケは沈潜、根暗ですがそれも悪くないかもしれない。
 ん、誰か忘れている。

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