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lainから醒めて、またlainが好きになる話

唐突ではあるが、あなたはTEXHONLYZEという作品をご存知だろうか。 messa storeのlain公開25周年記念アパレルとともに、本作品も20周年記念アパレルが販売されているので、そこから知った人もいるのではないだろうか。TEXHNOLYZEは、lainを制作した主要スタッフ(上田プロデューサー、小中氏、安倍氏)が再結成して作られた、しかしその作品の独自性から認知度が低い作品である。 アドベントカレンダー2日目に記事を投稿している石林グミさんは、そんな今作の狂信的フ

    • Willy Changは実在したのか?

      「君、日本人?見せたいものあるから、うちおいでよ」というありふれた言葉がWillyとの出会いだったと記憶している。 2000年当時、私の通う中学校はシリコンバレーはSan Joseの端っこの端っこあたりに位置しており、英語話者しかいない環境にあった。 いわゆる白人以外の人種がいない、という訳ではなく、幼少期からアメリカで過ごしているアジア人や、メキシコ移民と思われるヒスパニックなど、人種の偏りのあまり無い地域だと記憶している。 ちなみにお隣の学区は日本人の駐在員一家が多く、

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