日記とか あの日とか 明日とか

 小学生の時の私は早く義務教育が終わってほしいと願いに願ってたが、そんなひねくれた世界でも楽しいことはいっぱいあったし夏休みは大好きだった。中でも小学校時代の私が血道を上げて取り組んでいたのが「穴掘り」だった。読んで字の如く庭に穴を掘っていた。小学生の私が肩までうまるぐらいだから1mかそこらだろうか。来る日も来る日も穴を掘り続け、父や兄に多いに手伝ってもらいながら地の底を目指していた。しかし(驚くべきことに)私は地の底が見たくて穴掘りをしていたわけではなかった。私は穴を掘るという行為自体に魅力を感じていたのだ。そう、私はある程度まで掘った穴を埋めてまた掘っていた。怖い!なぜそんなことをしていたのか…今の自分にはわからない…なんてことはなく、すごいわかる。穴めっちゃ掘りたい。今すぐうちの庭に大きくなった私の力を見せつけてやりたい。
 最近というかここ1年くらい、私は全面が真っ白なパズルをしているが、なんだか小学生の時とほとんど同じことをしているようにも感じる。完成した白いパズルを壊して、笑顔で「もう1回やるか!」と言わないことを今の私は願っています。

狂いそうなぐらい嬉しくて紹介したいものがあるのですが、ほんとに狂ってしまったためここにはのせられません。各自好きなものを好きと表明する人生を送ってください。

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