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「好き」が、眩しくて苦しくてかっこいい!〜夜のクラゲは泳げない〜

アニメも小説も、いろんなものに出会って、いろんな「好き」の世界に没入したい。
葬送のフリーレンの次の記事を書く前に、「あぁ、これはいろんな人に出会ってほしい!記事書きたい!」って思える眩しい作品に出会えたので、心向くままスマホに向かっています。

夜のクラゲは泳げない 公式HPより

今回溺れたアニメは、「夜のクラゲは泳げない」。
高校生の女の子4人が、それぞれの悩みや事情と闘いながら、自分らしさや「好き」の気持ちと向き合い未来を切り開いていく、そんなストーリーだと感じています。

誰にでもある、表の顔と裏の顔。
そこを濁すことなく描いたアニメ。

なんとなく周りに合わせて本音が言えない。
周りの言う通りに従ってきたら現在地がわからない。
自分を貫いて生きてるだけなのに生きづらい。
心ない言葉の攻撃を受けた過去を振り切れない。

4人は、どこにでもいる画面の前の視聴者のようで。
キラキラだけじゃない、胸を抉られるような現実も隠さない。
それでもらしさを諦めない。
「好き」に嘘をつかないで立ち向かっていく。
憎しみも悔しさも消化できなくても、
それを「好き」を踏みにじる理由になんてさせてやらない。
「好き」を大好きでいられるあなたは堪らなく素敵だと、画面いっぱいに伝えてくれる。
可愛くて眩しい中にも、背中を押してくれる力づよさのある作品だと思います。

没入型の方は観る場所、要注意です。
電車の中で2回ほど泣きました。笑

挿入歌も主題歌もエンディングも全部素敵で、久々にOPとEDの音楽を飛ばさずに味わいたいと思えるアニメでもありました。

もやっと何かに悩んだり
今や未来に迷ったり
過去に引きづられそうだったり。
そんなあなたに観てほしい、
4人が現実で一緒に立ち向かってくれていると思えるような、そんな作品でした。

「夜のクラゲは泳げない」。
今宵は4人と、「好き」な気持ちに溺れてみてはいかがでしょうか。

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