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久々に新たなマンガを読んでみた

今日は普段と少し趣向を変えて、マンガのご紹介。

そのマンガの名は、

『リボーンの棋士』

えっ、リボン!?

いやいや、ちゃうがな Σ(・ω・ノ)ノ

【reborn(生まれ変わる)】

【棋士(将棋棋士)】

そう!!将棋マンガである。
今日はこのマンガをオススメしたい。

なぜ将棋マンガなのか??

だるま家の長男(小4)は将棋男子なのである。その長男が通っている道場から借りてきたのだ。

将棋男子の父であるものの、僕自身は駒の動かし方が分かるくらいで、戦法も何も知らない。そして、今もそのレベルは変わらない(笑)

長男が将棋を始めるまでは、「羽生善治」「藤井聡太」くらいしか知らず、全く興味を持つこともなかった。

ただ、長男が将棋に夢中になるうちに、『観る将』(←こんな言葉があるのも最近知ったww)として楽しめるようになってきた。

随分とプロ棋士の名前も覚えた。将棋界の仕組みやプロになるための条件も知った。

このマンガは極々簡単に(簡単過ぎて失礼を承知で)説明すると、

「プロを目指していた主人公が挫折し、しばらく将棋から離れていたが、そこから立ち直り、再び将棋への情熱を再燃させて奮闘する物語」

である。

全7巻で完結するが、非常に内容が濃く、専門用語も出てくるが、将棋が知らない人でも十分楽しめる内容だ。

将棋の世界ではプロを目指すために、「奨励会」(プロ将棋棋士養成機関)に入会が必要であり、その「奨励会」に入るだけでもかなりの実力を備え、試験に合格する必要がある。

そして、試験をパスして「奨励会」に入会できたとしても、そこからまた天才たちの中からふるいに掛けられ、年間でたった4人しかプロになれない。

そして、26歳になると強制的に退会させられてしまう。

あまりにざっくりとした説明だが、素人の僕の理解している程度のことなので、お許しいただきたい。

その奨励会からプロを目指し狭き門を目指す厳しい道のり、プロになってからの尋常じゃない努力、ふるい落とされてしまった場合に待つ社会での扱い・・・

プロ棋士を目指す、そして目指していた人間たちの有り様を如実に表現している。

「将棋ってこんな世界なのか」と。
今は「プロ棋士」という目標を持ち頑張っている長男に対し、少々不安な気持ちになった。「奨励会」を目指すことを応援していけるだろうか。

しかし、このマンガは決してそんな暗い話ではない。

登場するキャラクターは皆、とにかく将棋が好きなのである。様々な立場の将棋好きたちの「将棋愛」が凄まじいのである。各々のキャラクターがとても良い味を出している。

そして、何より主人公の「リボーン」していく過程が胸熱展開で、気付けば涙が溢れてきた。

まさか将棋マンガでここまで面白いとは予想だにしなかった。将棋を知らない頃でも純粋に楽しめたと思う。

僕は将棋自体は多分これからも覚えることはないと思うが😅、一将棋ファンとしてこれからも将棋を楽しんでいくことだろう。

こんな面白いマンガに出会わせてくれた長男にも感謝だ。

これからも直向きに将棋に取り組み、いつか「プロ棋士」になる長男のこれからの成長を楽しみたい☺️


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