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#ダースレイダーの音楽話 #26 アレサはソウルの女王として生命への敬意を歌うのだ

Aretha Franklin 『I Never Loved A Man the Way I Love You』(1967)

生命に対するリスペクトが足りてなかったのだ。
自分が備えているもの、自分が自分である為の根源的なエネルギーである生命のことをちゃんと考えたことがあるの?
生命、それ即ちソウルであり、そして彼女はその女王なのだ。
冒頭のギターが鳴った瞬間にハッと気づき、慌てて跪いて彼女の崇高な話を聞く。
ギリギリのところで踏みとどまった僕は、嬉しさと悲しさに涙し、その涙に溺れそうになるのだ。
そんな僕を彼女は全身全霊で愛してくれる。
その声で、歌で。それは救済であり、あなたは正しく生きるのよ、という教えであり、その先にきっと、“A Change is Gonna Come”。


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