#ダースの音楽話 #41 〜ランバ・ラルのように人生を教えてくれるおじさんの歌
Robert Plant 『Fate of Nations』(1993)
ツェッペリンをリアル・タイムでは体験出来なかった僕は、MTVで流れたロバート・プラントの"29 Palms"のビデオに先に出会っている。
渋い!
なんだ、このかっこいいおじさんは!
乾いたギターの上でじんわりと広がっていく声。
僕はランバ・ラルが大好きなのだが、あの「人生を教えてくれるおじさん」感。
後々、歴史的背景込みで振り返ればオルタナに寄った、時代感溢れる作りだがそれが僕にはぴったりだった。
ただひたすら真っ直ぐ続く砂塵にまみれた道のようなサウンド。
ツェッペリンは入院中は激しすぎるのではないか?と思い、僕はこの「初めて」の一枚をずっと愛でるように聴いた。
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