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仕上がった高齢妊婦の記録③~出産編①~

どうも、開かない子宮口を尻目に入院直前まで調子にのって遊びまくりおいしいもの食べまくりだった高齢妊婦こと、ダースベイ子です(・▽・)

入院予定(月曜13時)よりも15時間前の22時の時点で、前駆陣痛ではあるものの、入院することに。

オットは22時半時点で帰らされ、私は一人、数分刻みにくる前駆陣痛に見舞われつつも、向かいの分娩室で今まさに普通分娩中の妊婦さんの絶叫を聞いていた。

いいか。
今はまだ週末。
麻酔医が出勤するのは月曜9時。
つまり、あと10時間半は本陣痛に来られると困るんだ。わかってるな?

と中の人に語り掛け続けつつ耐えていた。
たまに来てくれる助産師さんに
助産師「背中の筋肉すごいわねー、何かスポーツされてるの?」
ベイ子「ト、トレイルランニングという山を走るのが好きで・・・(苦悶」
助産師「あら、私の知り合いにもやってる人いるんだけど、すごいのねー!」
みたいな雑談も序盤はできていた。
お向かいのお子さんの誕生も心の中で祝った(・▽・)

しかし、時間を追うごとに痛みは洒落にならんところまで急成長。
「あー、もう本陣痛っぽいですね」
と言われたのは午前2時だった。早くない?

「今週末はないでしょうが」と言っていた医者の顔、
「どうせ陣痛こねーし!」と陣痛呼ぶジンクスとばかりにドライブに行った自分たち夫婦のアホ面が脳裏をよぎった←

「旦那さん呼んでください」と言われたけど、
深夜1時ちょい前にやっと「一回寝る」って連絡きたところなのに気の毒すぎるやろさすがに…どうせ本陣痛即出産にはならんだろうしな

と、当初は遠慮。しかし深夜3時にはもう普通分娩を覚悟する勢いの痛みに耐えかねて電話した(弱い
※ノンレム睡眠真っ只中だったオットが家を出たのはさらに1時間後のことであった

この後のことはもう、あまり記憶にない。
オットと助産師さんに背中さすられながら、死ぬほど時間を聞いた。
ベイ子「ギャー!いたいいたいいたい!今何時!?」
オット「5時だよ」
ほぼ時そば(古典落語、「今なんどきでい!」「へい、〇でい」のやり取りでおなじみ)状態。

一番しんどかったのは7時台だったように思う。
ベイ子「いたいいたいいたいいたい、今何時!?」
オット「7時半だよ」
ベイ子「今何時!?」
オット「7時45分だよ」
ベイ子「わぁぁぁん、もう9時(麻酔医が到着する時間)なんて一生こないぃぃぃぃ」
オット&助産師「いやくるから(ズバッ」

なお、陣痛と陣痛の間のわずかな無痛時間は気絶(真顔

そんなことを繰り返しながら8時45分、麻酔医が到着。
うぉぉぉ、せんせい、ちょっと早めに着いてくれてありがとうー!

長すぎたので次回に続く(ェ

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