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エースコンバット3を逐一語る #4

はい、こんばんわ。DRW、ダロウと申します。

前回に続いてミッション#3ですね。今回は本編を見ていこうと思いますが、ミッション自体はこのゼネラルのエースパイロット、ディジョンですね、彼が飛んでいるのに追いていくという訓練なんですが、この追いかけてるときのBGMと飛行機の軌道、流れる風景、これが非常にテンションがあがるというか、昂るんですよ。ディジョンはいつも同じ軌道を飛んでいて、それ合わせてこちらも飛ぶので、うまくやると同じタイミングでBGMの同じ部分がなるんですが、この音の切り替わりが実に良いんですね。

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「ま、見せてくれ」の台詞から、ギターっぽい音の激しいメロディーが始まって、しばらくまっすぐ飛んでからスーッとゆるいカーブを描きながら高度を落とすタイミングで、「ぷーーん」みたいな、落っこちていくような音が鳴るんですよ。

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でその後大きく宙返りするんですが、そこでは浮遊感のある音に移るんですよ。この相手と自分の動きにマッチした気持ちのいい音がタイミングよくなるので、非常に気分良く曲芸飛行を楽しめるんですよね。

この面最初のうちは結構難しくて、ディジョンを捉え続けられるまで何度もやったのを思い出します。何とか食らいつこうと思って機銃を撃ちながら当てるつもりでやったりとか、いろいろやりましたね。

訓練が終わると、そこに緊急指令が届きます。

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訓練空域近くでニューコムが化学物質を散布したと。で阻止するために急行せよ、というわけですが。ここの指令を伝える司令官の声もいいですね。何度も口ずさんでしまうくらい好きです。

あと、ここで飛んでくる大型機はニューコムのR501という機体なんですが、こういう輸送機のような脇役もしっかりデザインして用意されているのが芸が細かいというか、抜け目がないですよね。
あたり一面森の中に、真っ白な機体が進入してくる描写はなかなかインパクトがあると思います。

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ここのキースとディジョンの威勢のいい台詞の掛け合いもいいですよね。熱いパイロット同士の雰囲気が良く出ていてですね。でもこんなやり取りはこのゲームではここくらいで、貴重なシーンですね。

あと、クリア後にこのステージでナイトレーベンとかジオペリアとか飛ばして「でかっ」とかやって遊びましたね。自分だけザコ機体なのが悔しくていろいろやってました。

サントラについてきたおまけディスクを入れるとナイトレーベンが使えるようになるのと、ナイトレーベンの飛行の様子をとらえたEAPNのスクープ映像が見られるんですよ。このCDが売っているのを見つけたときは飛び上がりそうになりましたね。その頃は今みたいにアマゾンもないし、田舎では欲しいCDもなかなか買えないんですよ。たまたま遊びに行ったショッピングセンターのCD屋でひっそりとおかれていたのを見つけて買って帰ったのを覚えています。

前回少し話したチョピンブルグなんですが、攻略本で確認したら、この地域の南側に「ニューコム・バイオ ナノ・テク研究所」があるんですよ

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今回の訓練空域はゼネラルリソース「領空内」、かとおもいきや、
このチョピンブルグにはニューコムの施設があるんですね。これ、どういうことかというと、ニューコムが施設を置いている地域で訓練飛行をやって見せるのは、要するにニューコムに圧力をかけるための示威行動、デモンストレーションなわけですね。しかも最強のエースがUPEOの部隊と共同でやるわけですから、まあなかなかに挑発的な行為といえるでしょうね。
ニューコムがそのタイミングで薬品を散布してみせたのは、それに対抗する意味合い、というわけですな。
ゼネラルは国ではなくしょせん企業に過ぎないにもかかわらず、UPEOの指揮官が「領空内」という言い方をしているのは、なんというか、ゼネラルに配慮した、ということなんでしょうね。

散々伸ばした割りに短めですが、今回はこれで終わりです。
緑の深い森に青い空、その上を凄腕パイロットと一緒に飛ぶ、というのはなかなか美しい光景でありますが、こんなさわやかなシーンはこれで最後、では無いですかね。ここから事態は混迷を深めてゆく、その直前ということで印象的なステージですね。

何かご意見ご感想などあればコメントもらえると助かります。
ではまた次にお会いしましょう。さようなら。バイバイ。

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