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これからWIN7サポート切れ対応でPCを買うための情報

いまさらながらWINDOWS7のサポートが来年早々1月に切れる、ということで新しいパソコンをどうしようか、と考えておりました。ほしいパソコンの構成としてはゲームをやる前提でコストパフォーマンスの良いところでそこそこの物を、ということでいくらか調べて、

CPU:Core i 5 9400FかRyzen 5 2600
グラフィックボード:GTX 1660かGTX 1660 Ti
メモリ:16GB
システム用ドライブ:SSD500GBくらい
データ用ドライブ:HDD 2TB

あたりで都合しようかなと考えました。

かねてから次のパソコンはBTOで買って済ましてしまおうか、と考えており、いくつか検討してみたのですが、なかなかどれも帯に短し、たすきに長し、といった具合で、それでも多少不満はあっても安く済むならいいか、と思うもののさほど安くならないな、と知り、

だったら「やっぱり自作したほうが良いのでは?」と考え始めて、まあどのくらい掛かるかくらいは調べてみようか、と思い調べてみたわけです。

今使っているパソコンはXPのサポートが切れるときに組みなおしたもので、2013年に作った物です。今調べてみたらその頃とは状況が大きく変わっていることに気がついたのと、今現状で上に書いたようなそこそこのパソコンを組むのにどのへんのパーツを選べばよいか、ある程度わかったのでまとめておきます。

SSD

2013年ごろ組んでそれきりの人が注意しなければいけないのは、新しい接続方式の、より高速のSSDが出たことである。

私が前に組んだ2013年には、既にSSDは容量も増え値段もこなれてきており、システム用のドライブとして主流になっていた。現在ではさらにコストパフォーマンスが良くなり、システム用のドライブとしてはぜひSSDを選びたい。

しかし、以前と異なるのは、「M.2」という新しい形状のSSDが登場したことである。でもって、M.2のSSDにはNVMe接続というこれまた新しい接続方式のSSDがあって、以前から使われていたSATA接続の2.5インチよりも読み書き速度が速い。であるから、システム用ドライブには是非ともM.2かつNVMe接続のSSDを選びたい。

また、同じM.2でも接続自体はSATAのものもあるのでややこしいが注意が必要だ。容量ばかり気にして接続方式を見落とすとシステム用ドライブに従来のSATA接続の遅いSSDを選んでしまうことになりかねない。BTOパソコンを買う場合にも注意だ。

2013年ごろと一番状況が変わったところであり、以前のとにかくSSDは速い、という感覚でいるとうっかり速度の遅いSSDを選んでしまうので注意が必要だ。それと、現状はまだM.2のスロットは一つないしは二つのマザーボードが多く、それ以外のSSDは今まで通りSATA接続で積む形になるので、複数のSSDを積む場合は速いSSDと遅いSSDが混在する形になる。

CPU

AMDの「Ryzen」が話題になっている。AMDのCPUは当たり年と外れ年があり、2013年の時はIntelの独壇場だったが、今話題のRyzenはコストパフォーマンスがよいらしく、十分候補に入る。中でもRyzen 5 2600はIntelのCore i 5 9400Fと同価格帯で、性能的にも同等らしい。設計の違いでいくらか個性があるが、特にこだわらないのであればこの二つはどちらも同じくらいの性能と考えて問題なさそうである。今回の私のように安くそこそこのパソコン、という事であればRyzen 5 2600を選ぶ価値はあると考える。

マザーボード

Ryzen 5 2600を使うとして、マザーボードをどうするかだが、Ryzenを載せられるマザーボードのチップセットとしてはX570,X470,X370とB450,B350,A320がある。XとBで何が違うかというと、大きな違いはグラフィックボードを2枚差せるかどうかである。今回のように1枚差しで使うならばB450かB350で良さそうだ。B450とB350の違いはSSDとHDDを連携させてHDDの速度を向上させる機能の有る無しだが、価格comで現在売られているものを見る限り、B350のマザーボードが発売されたのは2017年までで、すでにほぼB450に置き換わっているようだ。価格差もないので、あえてB350のマザーボードを選ぶ理由はないと思われる。であるから、B450のマザーボードから選べばよいだろう。A320はさらに安くしたいなら。

グラフィックボード

そこそこの性能という事でコストパフォーマンスがよいのはGTX 1660 Tiか、新しく出たGTX 1660 SUPERがよさそうだ。だが、その下のクラスであるGTX 1660も、フルHD画質なら最近出たゲームでも最高設定でしっかり60FPS出るものが多いので十分候補に入る。予算と合わせてこの辺から選ぶのがよいと思われる。

メモリー

特に重い用途でなくとも、8GBが最低ラインのよう。ゲームとかエンコードとか重い作業をするなら16GBは積みたい。32GB積むかは好みだがあまりコスパはよくない。二枚に分けて差すと高速になるデュアルチャンネルは変わらず。

これでも値段をみてパーツを選んでいくとBTOで買うのと案外変わらない値段になるのでどちらにしようか迷うのである。

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