「45歳1000万円」農水省求人について

題名のようなキャッチをみて一番に思うことは、現在フリーで活動しているコンサル界隈として、「年収1000万くらいでは魅力がない」と思うかもしれない。

ITベンダーでそこそこPMをしている人とか、大手SIしている人は「まあ妥当」と思う人もいるかもしれない。

佐賀県なんかもちょうどいま課長クラスのIT人材の求人をだしているが同等のスキルセットが必要で、同じ年収であった。

わたしの見立ては霞が関と地方自治体が同じ思考だという評価ではなく、むしろ佐賀県は思い切った舵をとっていると思う。

ここ最近の転職市場をみていると、人材コンサルや人材コーディネーターがクライアントの機嫌をうかがいすぎて「おもいきった登用」をできないているのでは?とかってに考えている。

HUAWEIなんかの「新卒3000万」と比べては元も子もないかもしれないが、日本の人材市場は「国内での相場観」を見すぎていてグローバルな相場観でIT人材をみているとしか思えない。

IT業界の魅力は「仕事の面白さ」を感じる人は多いが、結局のところ「おかね」がやはりイチバンなのだと真に感じ取らなければならないんじゃないかなー。

おわり