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NHKニュースクリップ(2024年6/16号)

私のnoteも地味に継続した結果として、そこそこの集客力を発揮しています。最近は、自分ひとりでは完結させず、媒体の方のお力添えを頂いて情報発信するケースが多くなっていますが、引き続きNHK正常化のために活動してまいります。

6/11に取得したビュー数

「コロンブス」問題はNHKにも深く関係

週末から巷を賑わせた「コロンブス」のMVの話題、実はNHKはもっと露骨な差別助長VTRを放送したことをご存知でしょうか?

事件の概要は、「これでわかった世界のいま」で検索すれば幾らでも出てきますので各自見て頂くとして、私からは、当時NHK内で行われた説明についてお伝えします。

米国駐在経験のあるデスクの暴走、とされた

本件は、NHKが誤ったバイアスのもと白人・黒人を劇画的に描いたことで、「事実に基づかないばかりか、差別・偏見を助長する」として問題になりました。

実のところ、オンエア直後はさほど問題になっていませんでしたが、番組がTwitter(現X)にインプレッション欲しさで1分ほどのダイジェストアニメ動画をアップしたことで、一気にハレーション。国際問題にまで発展しました。

構図としては、MVの公開後、SNS上で問題視されて、BBCでも扱われた「コロンブス」とよく似ていますが、NHKの方がより有害で大きな問題になっていたことがわかるでしょう。

MVと比べればNHKの報道もどき番組に関わる人数は知れています。しかし、なぜあんなものがオンエアに至ったのか?当時、NHKでは次のように説明されたと私は記憶しています。

全くお話にならない。米国駐在経験のあるニュースデスク(確か)が、問題の構図はこうだ、と断定的かつ威圧的に現場を仕切った結果として今回の映像が制作され、放送に至った。ある程度立場のある者が強硬に主張したことで、反対意見を募ったりするような正常な議論は行われなかった。

私の記憶に基づく再現

NHKの件は、SNS発信さえしなければ大ごとにはならなかった可能性もありますが、これからNHKは「必須業務化」に向かって進みます。NHK内部には、グローバルな視点で物事を考えて、リスクを恐れず立ち止まって再考することを促せるような人物はもういません。

本来なら、再放送やフィラーでどんと構えて、懸念があるものは徹底的に直すのが公共放送のあるべき姿です。

また、自己の過去の不祥事とも正面から向き合うことが、信頼感の醸成には必須です。MVの件をニュースで扱うなら、「世界のいま」の件もセットで扱うのがフェアな報道と言えるでしょう。

またもNHKが文化財を破壊

NHKはたびたび文化財を破壊しています。いつぞの百済寺の件はお寺が濱中アナウンサーのご実家だったからか、大ごとにはなりませんでしたが、今回も派手にやらかしています。

https://www.nhk.or.jp/info/otherpress/pdf/2024/20240610.pdf

状況を想像するに、カメラマンがドリーバックしていてバランスを崩したのでしょうか?

私が問題視しているのは、公表の遅さです。

なぜ当日にニュースで報じるべきところ、かなり時間が経過してから発表したのでしょうか?しかも、新聞各社が報じた写真は、NHKの提供とクレジットされていました。

先方を巧みに説得して全てカタがつくまで隠蔽していたのではないかと私は疑っています。補償も含めて全部まとまってから初めて公開することで、被害者から無用な情報が出るのを防いだと考えられます。

しかし、もしこれが他社や一般人のいたずらによるものだったらどうでしょうか?NHK含めて各社が競って報じたはずです。

このように自局の不正はとにかく隠蔽し、矮小化を図るのがNHKの基本動作です。それでは社会から信頼を獲得することなど不可能です。

魔の6月12日 朝から晩までニュースで異常なミスを連発

最近、ニュースで「ありえない」ミスが続いています。訂正・おとわりが出ない日の方が珍しく、一般視聴者の皆さんも呆れているかと思いますが、特に6月12日は酷かったので列記してみます。

林業ロボット「よんあし歩行」

かなりベテランの記者の口から、聞いたことのない単語が発せられました。

普通に考えたら、「しそく」か「よんそく」だと思うのですが、「よんあし歩行」と読んでいたのです。

かなり年次の行った記者の読みだったので、もしかして用語があるのかと思って問い合わせてみましたが、6月17日朝時点でもNHKから返答はありません。

番組マスコット「しゅと犬くん」を知らぬアナ

首都圏ネットワークでは、寺門アナが暴走していました。

あろうことか、番組マスコットを知らないと発言したのです。まぁ、私もよく知らないけど…

出演者として番組に関わることを全く把握していないのは大いに問題です。番組ファンの方から落胆のDMが届いたので、改善を促すため、ここに共有しておきます。

編集主幹が激怒 ウオッチ9 スポーツコーナーでのミス3連発

最も酷かったのはニュースウオッチ9です。情報の誤りだけでなく、モニターに表示する画像が間違っていたりと、10分間で3回の「お詫び」がありました。

しかも、何がどう間違っていたのかよく分からないお詫びなので、画面を注視していなかった視聴者からすると「?」だったと思います。

この件、翌日に編集主幹がスポーツの担当を「激詰」したとのことです。これで改善されれば良いのですが、翌日またも異常なミスが起きました。

翌日、6月13日のウオッチ9では無駄な小道具で音声乱れる

最近、ニュースウオッチ9では演出的にも無駄な小道具を乱用する傾向があります。ああいうものは複雑な事象を、ある程度単純化するために用いるのであって、ただの前説でわざわざ紙芝居のようにブツを出してもテンポが落ちるだけです。

元々、情報番組で目を引くためにアナログ演出が有効だったこともあり、ウオッチ9で取り入れたものと推察されますが、放送素人の出演者がとんでもないミスを起こしました。

記者出身だと、声を拾うためにはマイクが必要なこともわからないのでしょうか?また、リハーサルという行為を知らないのでしょうか?

説明時にボードがマイクに引っかかって情報が欠落するなど、国民の知る権利を侵害する最低最悪の行為です。後から「お詫び」を入れていましたが、10分間に3回のミスが相次いだ翌日の放送でこんな醜態を晒すなど、明らかに現場が緩んでいると思います。

ハッキリ言ってしまえば、出演者もスタッフも放送を出す水準に達していないんです。だからミスの上にミスを塗り重ねるのですよ。

視聴者も「どうせまた間違ってるんだろうな」と疑いの目を向けながらNHKの情報発信を見ています。それでは、「参照点」の役割を果たすことなど絶対に不可能です。

【メンバーシップ】大津保護司殺害事件・NHKが隠蔽した「人権侵害」

先週、私が報じたNHKのフェイク情報について動きがありました。実際の逮捕時刻よりも前に速報スーパーを入れた件をようやく公表したのです。

しかし、その公表の仕方がセコイものでした。以下のリンクの動画のV明け後説を聞いてください。Web記事の原稿には反映せず、放送上、口頭で述べただけになっています。

しかし、この件、実はまだNHKが触れていない重大な事案があります。毎日新聞の記事の末尾にヒントがあります。

以下が、その証拠です。速報スーパーの件は、NHKに問い合わせたところ「ご指摘ありがとうございます」と返事が来ましたが、こちらについては6月17日朝時点でも返答がありません。

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