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【応用】私がNHK時代に多用していた業務効率化ツール

今回は少し視点を変えて、協会時代に私が業務効率化のために使っていたツールについて解説を加えていきます。なんせ、協会が用意する標準的なツールは実務が考慮されていなくて不便な上に、セキュリティ上の優位性もありません。クラッシュしたり情報漏洩しても誰も責任を取りません。

だったら、自ら用意した方が良いというわけです。そこで、私は入局以来様々なツールを使ってきました。

もちろん、ソフトとしては使用申請を出さないと処罰されてしまう恐れもありますので気をつけてくださいね。

Prunus用に素材をバッチ変換する上でのオススメはTMPGEnc

動画の変換といえば、AKのPrunusにはMedia EncoderをはじめとするAdobeのソフトウェアが標準でインストールされているものもあります。Media EncorderもPremiere Proも入っていますが、専ら、SNS用の動画の書き出しにしか使われていなかったりして、あまりの無駄に絶句します…

とはいえ、技術局が配備したPrunus以外の、各部局が業者に発注したPrunusではそれらのソフトがインストールされていないケースが大半です。

また、編集室のリソースを取らないとMedia Encorderも使えませんので、編集開始日前に変換するのは非現実的です。また、4K素材を2FのFステに持ち込んで適当なLUTを当てて貰って2Kにダウンコンするのも面倒で、普通のPD・デスク・CPでは適切に運用できないでしょう。

そこで是非導入しておいて頂きたいのがコレです。

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