マガジンのカバー画像

NHKのあり方 受信料制度・存在意義についての批判的考察

43
NHKの存在意義とは何か?NHKは本当に知る権利に応えているのか?根源的な問いに関する考察と提言です。
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

噴飯物の研修「リスクマネジメント・ブートキャンプ」は“不正経理”だ

NPORT(エヌポート)というNHKの職員向けのポータルサイトにも掲載されたそうで、実質の情報解禁ですね。表題の如き研修が10月から始まりますよ。 メニューを見ましたが、「字幕問題」についての行政指導を受けて「やってる感」を演出するためだけの無駄な研修と言えるでしょう。 こんな研修ごっこに時間を費やして人件費を支払うってNHKもどうかしてますよ?受信料の使途としてあまりに酷いので、ひとりの受信契約を強いられた日本国民として懸念を表明します。 コンプラ月間に合わせた“儀式

¥300

「NHKこそが“インフォメーション・ヘルス”の敵」公共放送WG資料を読む

私が個人的に注目していた総務省のワーキンググループが本日9/21に開催されました。仕事さえ無ければ聴講したのですが、それは叶いませんでした。ですので、資料を読み解きながら、いかにNHKが欺瞞に満ちているかを指摘していきます。

¥100

NHK職員の給料の話① 私の新人時代編

毎月20日はNHK職員の給料日です。というわけで、私の過去の給与明細を唐突に公開していこうと思います。初回は新人時代編です。 今勤めている若い皆さんは知らないようなこともあると思いますが、嘘偽りの無い話なので心して聞いてください。

¥300

サイコパスがNHKを支配し“不正経理人財”と化す、採用HPの闇

私がNHKに就職して以来、未だに理解できないことがあります。それは、放送外職種の連中が、なぜNHKに就職したのかということです。 だって、おかしくないですか?TV局に就職するのに、ディレクター・アナウンサー以外って志望動機作れなくないですかね?次点でカメラマン。記者も、新聞より遥かに出稿本数が少ない上にスクープもほとんど取れていないのに志望動機をどう作るのかが謎ですが、まぁギリギリTVに映ることもあるから良しとしましょうか。 売るものが一切無く訴訟するだけの営業(今は視聴

¥100

NHKが弄する数字のマジック 接触者率の恣意性

今日はライトに、NHKがいかに数字弄りに長けた組織かを見ていきましょう。 参考にして頂きたいのは、こちらです。 ページ最下部に更にリンクがあり、2008年まで遡ることができます。私がまだ若手だった頃ですね。 改めて過去の四半期業務報告を見ていくと、驚くほど何の成果も達成していません。でも、何かを成し遂げたようには作文されていて、まさに黒も白も自由自在の“コメント力”が為せる業だと感心します。 今回、とりわけ皆さんに知って頂きたいのは「接触者率」です。 2010年の資

¥300

NHK男性記者過労死問題を巡る4つの謎

まず、亡くなられた都政担当記者とご遺族の方々にはお悔やみ申し上げます。しかし、今回の死を巡って、安易に「管理職ももっと休むべきだ!」という風潮が作られている事が非常に不可解ですし許せません。何故なら、NHKの管理職は一般企業では考えられないほど緩い勤務だからです。 その怒りは一旦置いておくとして、今回の件、私からすると4つ謎があります(当初2つとしましたが、改めて考えると4つに)。 ①NHKは2019年時点で過労死を把握していたはず

¥300

【ノンフィクション】NHK内で蔓延する 恐怖の新型コロナ対策

NHKは社会に対して新型コロナ対策情報を発信しています。しかし、いまだに「マウスガード」のみでの危険なロケを敢行しているばかりか、局内には、目を覆うような異常な“対策”が横行しています。 音頭をとっているのは、額面年収1200〜1500万円に達する「基幹職」(一般企業で言えば管理職相当)というランクの幹部職員たちです。

¥300

実質的にはCMだらけ NHKと広告宣伝の裏側

今日はNHKでの過労死問題ネタなどもあったのですが、敢えてのライトなネタです。恐らく気になる方も多いと思われる「NHKと商品名・広告宣伝の関係性」を制作当事者の視点からお伝えします。 結論から言いますと、NHKにおける広告宣伝関連の明文化された運用規定はありません。外向けには色々言っていますが、運用は極めて恣意的で、担当者のさじ加減ひとつ。 大手メーカー案件は、実質スポークスマンとして籠絡されている記者が意地でも社名や宣伝文をねじ込んできます。また、一般に番組の方が厳しい

¥300

ジャーナリズムを捨てた記者系幹部の思い出 「パラレル東京」はなぜ封印された?

9/1といえば防災の日です。NHKには毎年、地震など災害関連の特番を放送する風習があります。近年は地震の番組中に台風が襲来したりとカオスの様相を呈していますが、天変地異はNHK的には“稼ぎ頭”です。「災害報道のために受信料を払いましょう」って奴ですね。なわけで、南海トラフと並んで首都直下はNHK的には力を入れているテーマです。 この文脈で、妙な方向に気合の入ってしまった「パラレル東京」というNHKスペシャルのシリーズがありました。

¥100