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【北、サイバー戦力強化の懸念】サイバー脅威と政策に関する重要ニュース

こんにちは。S2W NOTE編集です。
今回の記事では、グローバルニュースを元にサイバー脅威や関連政策に関して重要なニュースを抜粋してお届けします。

以下、2024年8月2日の韓国のデジタルメディア『連合ニュース』の記事を翻訳・編集した内容になります。

韓国・国家情報院「サイバー119」発足… 「サイバー危機ゴールデンタイムを死守」
韓国5地域ごとに関係機関合同対応チームを発足

韓国で大規模なサイバー障害やハッキング発生時に政府と自治体、関連機関が迅速に対応して協力できる協議体が発足しました。
国家情報院は2日、科学技術情報通信部・検察・警察など政府省庁と地方自治団体、韓国電力公社・韓国水力原子力・韓国インターネット振興院など46機関が参加する「サイバー119」発足式を開催したことを明らかにしました。

「サイバー119」は、平時は非常設機構として運営され、メイン情報通信ネットワークやシステム障害・大規模侵害事故・国家の関与が疑われるハッキンググループからの攻撃など大規模なサイバー事故発生時に国家情報院の招集要請に応じて稼働します。

「サイバー119」は、首都圏・忠清圏・嶺南圏(慶尚道)・湖南圏(全羅道)・済州圏の5つの圏域に分け、広域でサイバー障害やハッキング事故などに迅速に対応することになります。

国家安保室のシン・ヨンソク・サイバー安保秘書官はこの日の祝辞を通じて「既存の地域別サイバーセキュリティ協議会が「サイバー119」という韓国5圏域単位の協議体に飛躍しただけに、今後のサイバー危機対応活動が一層アップグレードされるだろう」と話しました。
国家情報院のユン・オジュン 第3次長は「協議体を中心に広域に迅速に対応可能な体制を構築し、サイバー特急消防士の役割を忠実に遂行するよう積極的に支援する」と明らかにしました。