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【S2Wビジョン発表… 「AIとセキュリティの2軸で事業拡大へ」】S2W 紹介記事

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は弊社に関する記事をご紹介いたします。

以下は、2024年6月13日付の韓国のメディア『ETNEWS』の記事を翻訳・編集した内容になります。

S2Wが「人工知能(AI)とセキュリティ専門データインテリジェンス企業」というビジョンを命名し、「AI」と「セキュリティ」の2大産業を主軸とした今後のロードマップを完成したと明らかにしました。
AIとセキュリティ技術力、ビッグデータ加工技術を組み合わせて高度化した生成型AIエコシステムを拡張するという意欲的な取り組みです。
S2Wは2018年にKAISTネットワークセキュリティ専門研究チームによって設立されました。
昨年、世界経済フォーラム(WEF)で「最も有力なテクノロジー・パイオニア100」に選定され、現在国際刑事警察機構(ICPO)をはじめとする国際機関や政府組織、金融・通信などの企業を主なパートナーとしています。

S2WはAI市場で「最高のセキュリティを備えたAI」を、セキュリティ市場では「高度なAI性能まで備えたセキュリティ」に特化したソリューションを実現するという目標を設定しました。
まず、企業カスタム型生成AI「SAIP」を基盤にAI事業の拡大に乗り出しました。「SAIP」は検索拡張生成(RAG)にセキュリティを合わせた構造で、データ漏洩など内部の脅威を防御し、精度と安定性まで兼ね備えています。
最近、現代製鉄に提供し、製鉄・製鋼業界で巨大言語モデル(LLM)を活用した初のAIプラットフォームの事例として注目されました。S2Wは製造業はもちろんLLMが必要な規模のある企業にまでソリューション構築を拡大する計画です。

サイバーセキュリティ市場では高度化したAI機能を組み合わせて、個々の企業・機関で処理するのが難しいダークウェブ、ディープウェブなど非構造型データを収集・分析することで、好循環構造を構築できるようにする計画です。これを通じてサイバーセキュリティAIプラットフォーム「クェイサー(QUAXAR)」とダークウェブAI分析プラットフォーム「ザービス(XARVIS)」など自社のサイバー脅威インテリジェンス(CTI)サービスの足元を固める方針です。

海外でも、インドネシアの公共機関に「Xarvis」を提供し、アメリカのIPセキュリティプラットフォームであるThreat Quotientに「Quaxar」を提供するなど既に一定の成果を出しています。
今後、日本・シンガポールを中心にアジア・太平洋地域の展開を拡大し、その後中東・ヨーロッパ市場にも進出する計画です。