【企業向けAIセキュリティスタートアップ「TrojAI」、575万ドルを追加調達】サイバー脅威と政策に関する重要ニュース
こんにちは。S2W NOTE編集です。
今回の記事では、グローバルニュースを元にサイバー脅威や関連政策に関して重要なニュースを抜粋してお届けします。
企業の生成型AI導入への関心が高まり、これに関連して企業向けAI/LLMセキュリティスタートアップ企業が増えているようです。
💸市場・投資
1. 企業向けAIセキュリティスタートアップ「TrojAI」、575万ドルを追加調達（4/6）
- TrojAIは、2019年に設立されたカナダの企業向けAIセキュリティソリューションプロバイダーで、組織がOWASP AIフレームワークとプライバシー規制に準拠できるようにサポートするプラットフォームです。
- 追加の調達資金は、米ボストンの新オフィス設立と運営、製品開発、マーケティングなどに使う予定で、Rapid7で製品エンジニアリングなどを担当したLee WeinerをCEOに任命しました。
👾 ハッキング
1. 独政府、ロシアの脅威に対応するためのサイバー軍事部門を創設予定 (4/5)
- ドイツのボリス・ピストリウス（Boris Pistorius）国防相は、NATO加盟国に対するロシアのサイバー攻撃に対応し、国防再編の一環としてCIR（Cyber and Information Domain Service）部門の設立を発表しました。
- CIRはサイバー戦争、フェイクニュース対応などの任務を遂行し、独立組織として新設される中央司令部で運営される予定です。
2. 英警察、国会議員に送られたハニートラップメッセージを調査（4/5）
- イギリスの警察当局は、扇情的な写真で誘惑する目的で政治家、公務員、記者らを対象に送られた多数の「美人局（Honey Trap）」に関するWhatAppのメッセージを調査中であることを明らかにしました。
-この活動の黒幕はまだ確認されていませんが、中国による民主的な機関に対する「悪意あるサイバー攻撃」に関して英政府が警告を出したことを受け、英国内のスパイ活動に対する懸念が高まっています。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️
