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【S2W、AIでマイクロソフトと提携】S2W 紹介記事

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日の記事では、S2Wが韓国企業として初めてMS(マイクロソフト)の生成AIセキュリティプラットフォーム「セキュリティコパイロット(Copilot for Security)」のための業務提携を締結しましたので、その内容をご紹介します。

以下は、2024年7月9日付の韓国メディア『MIRAKLE AI』の記事を翻訳・編集した内容になります。

S2W、マイクロソフトと生成AIセキュリティプラットフォームに関する業務提携を締結

S2Wのダークウェブのデータ分析に関する技術力に注目
既にMSペガサスプログラムで技術力認定
S2W「世界トップクラスのデータインテリジェンス企業としての地位を高めていく」

S2W(代表 徐尚徳 ソ・サンドク)は、韓国企業として初めてマイクロソフトの生成AIセキュリティプラットフォーム「Microsoft Copilot for Security」での業務提携に関する契約を締結したと9日明らかにしました。「Microsoft Copilot for Security」は、ダークウェブデータの確保と分析、専門化された追跡技術などを通じて、外部の脅威を迅速に感知して対応する役割を果たします。関連分野で世界の130社以上がマイクロソフトと提携しましたが、韓国企業はS2W1社だけです。

S2Wはダークウェブ専門AIエンジンの構築、ビッグデータ技術、グローバル脅威情報(TI)分野で優れた競争力が認められています。特に、S2Wが昨年、計算言語学会(ACL)で公開したダークウェブに特化したAI言語モデル「ダークバート(DarkBERT)」の技術力と発展性が「Microsoft Copilot for Security」と出会い、シナジーを出すことが期待され、マイクロソフトと業務提携することになりました。これは、同社が構築しようとする生成AIセキュリティソリューションのエコシステムをS2Wが一緒に作ることができると認められたきっかけとして注目されています。

揮発性が高く検索が不可能なダークウェブデータの取得が困難な状況でも、S2Wは独自のDarkBERTを通じて麻薬、情報流出、ハッキングなど有害情報のソース分析と犯罪者追跡データを効果的に提供してきました。ソリューションの利用者は、ダークウェブの対応以外にも、様々な脅威インテリジェンスとデータを組み合わせた良質なサービスを期待できます。

S2Wとマイクロソフト本社との出会いは今回が初めてではありません。S2Wは昨年9月、マイクロソフトが推進するペガサス(Pegasus)プログラムで生成AIとサイバーセキュリティ分野の優れた技術力が認められ、韓国企業の中で初めてインキュベート対象企業に選ばれました。今回9か月ぶりにマイクロソフトと再びタッグを組むことで、グローバルデータインテリジェンス企業としての能力を認められました。

MS SecurityのVasu Jakkal副社長は、「今後、セキュリティ領域でAIの波及力は大きくなり、組織が脅威に対して迅速に防御できるように支援する役割を果たすことを期待している。我が社はこのようなAIイノベーションをリードし、顧客が組織や企業を保護できるように主導的な役割を果たす。その中でマイクロソフトのミッションをS2Wと共に進めることができて嬉しい」と述べました。

S2Wの徐尚徳代表は「今回のマイクロソフトとの提携を通じて世界で認められるグローバル企業としてのポジションを作って行きたい。今後も強力な脅威インテリジェンス(CTI)サービスとAI技術力を基盤に世界トップクラスのデータインテリジェンス企業としての地位を高めて行きたい」 と抱負を語りました。

S2Wは韓国科学技術院(KAIST)のネットワークセキュリティ専門研究者グループを中心に2018年に設立。2023年には世界経済フォーラム(WEF)で「最も有力なテクノロジー・パイオニア100」に選定されたS2Wは、最近「AI、セキュリティ専門データインテリジェンス企業」になるというビジョンを設定し、人工知能と強力なセキュリティ技術力、ビッグデータ加工技術が統合された高度に生成されたAIエコシステムの拡張を発表しました。