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【日記】噂のあのゲーム

こんにちは!DARKNESS DRAGONです!
値千金の情報が無料ないしごく少額で手に入るこのnoteという世界で、僕は普段VRChatについて体験したことや思ったことを書き連ねる日々をここぞとばかりに送っています。明らかに、note界のノイズであることかと思います。

今回は、VRChat界隈でにわかに話題をかっさらっている噂のあのゲーム、『すと~きんぐ! ~あの子に催○→こっそりイタズラ→どこでもえっち』について書いていきたいと思います。ネタバレも存分にありますから、これからプレイする予定のある方は是非体験版だけでも遊んでみてから本記事をお読みになられることをオススメします。

さて、早速ゲームについて書いていきたいのもマヤマヤなのですが、まず僕がこの日記を書くに至った経緯から書いていきたいと思います。

普段は夜間の余暇のほとんど全てを何の物理的な見返りも持たないVRChatにオールインしている人生のギャンブラーなこの僕ですが、もうかれこれ1年半以上に渡ってとあるアバターと時を共にしてきました。それは『舞夜』ちゃんです。

僕はこの舞夜ちゃんを愛してやみません。昨年は2つめのアバターを購入して、VRChat関連の課金額は家計を圧迫しはじめた為、近頃は血の涙を流しながらなにかとVRChat関連の出費を必死にこらえる毎日です。

参考のために舞夜ちゃんのリンクを貼っておきます。昨今のアバター販売戦国時代において、長い期間で"覇権"として君臨し、今でも根強い人気を誇ります。オススメです。

1年半も共に過ごせば、それはもう色々な事がありました。服を買って着せたり、服をもらって着せたり、服を買って着せたりしました。もう何円使い込んだのか正直確認するのが怖いところまで来ています。

また、そんな日々の中で、『DARKNESS DRAGONというVRChatプレイヤーは、舞夜ちゃんを使用している』、という認識も、長い期間を経て僕を知るプレイヤー達の中においてはおそらく確立されているように思います。その印象を形作るのに大きく影響したのが、おそらくこのツイートだと思います。(添付動画では、成人男性の声が流れるので、ご覧になれない方のため以下に文字起こし分も追記しました。)

(※30代の男性が元気に自己紹介をする声を聞くのに都合が悪い方の為に文字起こしをします)

『舞夜ちゃんで~す!ヘッヘッヘッヘ…(笑)、違うか~!(カット)ダークネスドラゴンといいま~す!フレンド、募集中~!ヘッヘッヘッヘ…(笑)、違うか~!』

(※30代の男性が元気に自己紹介をする声を聞くのに都合が悪い方の為に文字起こしをしておきました)


これは、僕がVRChatをはじめた2022年の7月、VRChatで初めて会う人が増えてきたので、一体自分がどういった人物であるか、声や動作をもって"人となり"の伝わりやすく簡単な自己紹介を目的として撮影したものです。

結果として、周りの人に対し僕を広く知って頂ける事になり、目的は達成されたのですが、単に自己紹介のつもりであったのに一部では「ネタ動画」としても知られ、ついには「デフォルト設定の笑顔をした舞夜ちゃんを見るとDARKNESS DRAGONが思い浮かぶ」というお声や、「歩くミーム汚染」という蔑称、「責任を取れ」などのクレームを受ける結果となりました。

最近では、僕に会ったことのないプレイヤーが僕の知らない所で僕のモノマネをしているという情報を耳にすることもありました。

そんな僕ですが、先日とあるメッセージを頂きました。それは、僕が普段VRChatで使用しているアバター『舞夜』ちゃんが登場するアダルトゲームの存在についての物でした。

リンクを貼っておきます。

このゲームはこの記事を書いている2024年4月現在で販売サイトの人気ランキングのトップを飾っており、その販売本数は実に3万を突破しています。

その内容は先程貼っておいたリンクからも確認できるのですが、何らかの都合で確認できない方のため僕なりに簡単に説明すると、主人公が電車で見かけた美少女「まあや」ちゃんにストーキングを決行する中、突如現れた淫魔がHパワーを得る目的で主人公と取引の上で超能力を与え、主人公はこの能力を活用しつつまあやちゃんとねんごろになろうという内容の物です。

催眠物とおさわりシュミレーターの融合を高品質な3Dで作り上げた大作です。

そんなスケベフリークス垂涎の2024年上半期を飾るマスト・バイ・コンテンツですが、一つ問題が起こりました。

それは、まあやちゃんがほとんどデフォルトの舞夜ちゃんだったために、周りのフレンドさんがDARKNESS DRAGONを思い出すのでなかなかプレイに踏み出せないということでした。

僕は思いました。申し訳が立たないと。

クオリティが高く覇権の呼び声も高い高品質で入門用にも最適な舞夜ちゃんと野郎の欲望を詰め込みまくったゲームシステムの相性は間違いなく昨今の同人ゲームの中でも抜きん出た内容が過ぎて抜きすぎるに決まっているのに、ごく一部といえど僕のせいでプレイできないという人があるのです。

その事実に当初は逃げるように目を瞑り続けましたが、ここで僕ができることはなんだろう?と思えば答えはシンプルな物でした。それは、このゲームを購入して実際にプレイし、いかに優れたベスト・オブ・マストバイ2024であるかを広める事でした。

現実は残酷で、僕は財布をひっくり返せばスーパーのレシートと小石ぐらいしか出てこない事で有名ですが、男として勃ち上がる時だと意を決し、DLsiteの決済画面に進みました。

余談ではありますが、現在DLsiteでは多くのカード会社のカード決済ができません。その影響は大きく、本来は2500円程度を出すはずだったのに、5000円分のポイント購入を余儀なくされましたが、なんとか男として勃ち上がりました。ギリギリです。

そしてここからようやく本題となります。晴れて『すと~きんぐ! ~あの子に催○→こっそりイタズラ→どこでもえっち』を購入した僕は、さっそくゲームを起動しました。

体験版が無料であることと、感動を損なわないよう導入部分の詳細は省きますが、無事淫魔から催眠アプリをゲットした僕。まあやちゃんを待ち伏せて帰宅時間にあとをつける所から本格的にゲームがスタートします。

ゲームの目的としては、特に有りません。強いて言うならシーン回収が主な目的になりますが、回想モードもなくシュミレーター的な面が強いように思われます。

操作に関してはプレイしながら覚える事ができる程度のものなので、そこも心配はいりません。WASDとマウスでの操作が主になります。

ゲーム性の部分で言えば、「あやしさ」の数値と「警戒値」を気にしながら、通報されたり逃げられてターゲットを見失ったりしないようにするといったもので、「あやしさ」は上昇するほどまあやちゃんが怖がって逃げ出したり、通行人のモブから通報されるリスクが上昇します。「警戒値」はまあやちゃんに対して起こしたアクションによって上昇しますが、ゲージを振り切ってしまうと逃げられてしまいます。

グランド・セフト・オートの★の数程度にお考えください。

また、通報されてもゲームオーバーなどはなくステータスも維持したままスムーズに次のプレイへ向かえますから、かなりストレスフリーな作りとなっています。ただ個人的には、通報を恐れすぎないというのもストーキングシュミレーターとしての興を削がれる気がしなくもないので、イリーガルな雰囲気を存分に味わいたいという方にはできれば序盤、慎重なプレイを心がけてみるのも良いかと思われます。

大まかなゲームの流れさえわかれば、あとはシュミレーターで行える範囲内の楽しめるシチュエーションをプレイングで演出していくのみとなりました。

僕はまず、日本男児に生まれた以上、堂々とあるべきだと思ったので、ストーキングというこのゲームの醍醐味を棚に上げ、まあやちゃんへ声をかけました。

まあやちゃんへ声をかけると画面が切り替わり、コミュニケーションタイムへと突入します。できることは主に、あらかじめ決められた内容の声かけとして「こんにちは」などの挨拶から始まります。その他にもいくつか選択肢があり、ギャルゲーをプレイしたことのある諸兄ならご存知かと思われますが、大抵は好感度に応じた"正解"の選択肢を選ぶ必要があります。初対面からいきなり服を脱がせようとすることも可能ですし、エッチに誘う事も可能です。しかし長年積み重ねられた膨大な経験量によって、明らかにそれらの行動に旨味がないことを察知しました。ギャルゲーというのは、エロに至るまでがときに長く、それゆえ結果が得られた時の喜びもひとしおなのです。

僕は迷わず「パンツ見せて」を選びました。

一切の好感度を持たない僕からの唐突な発言に、当然ながらまあやちゃんの警戒値は0から100へ振り切って、秒で逃げ出されてしまいました。僕は、仮想空間上でのみ行えるこのイリーガルな言動が引き起こす結果がどのようなものであるかをここで理解しました。そして、興奮しました。同時に確信したのは、僕の目に狂いがなかったということでした。このゲームはイける、と。

エロい超能力を手に入れたり強化するためには、自宅に居座った淫魔へ自身のHな経験をもとに発生するHポイントを献上する必要がありましたが、僕は初日、ゲームの最序盤で拾い読みできるエロ本から得たわずかなHポイントを振り絞り、超能力の使用時間を伸ばす事に成功しました。

攻略情報などを見ればわかるのですが、この方法は後に多くのHポイントを必要とするスキル群を獲得するのを目的とした場合に、限りなくゼロに近い効率を叩き出すので、本来であればまずしっかりストーキングをしてみることをオススメします。

また、序盤においてはゲーム開始から少し経った頃に解除される写真撮影がHポイント獲得に高い効率を発揮します。我々が住まう日本国内でのスマートフォン所持率が実に60%以上を上回る現在、けっして許されざるは何を隠そう盗撮行為です。罪を憎んで人を憎まずとは言うものの、このスマートフォンが普及して以来我々人類は人類としての誇りや礼節を問われているのではないでしょうか。

僕は迷わず帰宅途中のまあやちゃんをローアングルで撮影しまくりました。

みるみるうちに上昇する「あやしさ」の数値から、ついに逃げ出してしまったまあやちゃんの気持ちは、おもんばかるに同情の余地しかありません。

何はともあれ、スクロールにも手間取る枚数の写真を撮り散らかした僕は、まんまとその超能力をほしいままに、まあやちゃんを弄び続けました。

ここで少し余談ですが、自分の普段使いのアバターだからといってこのゲームの持つ魔力が色褪せる事はひとつたりともありませんでした。普段はUnityの画面で何度も見たはずの一糸まとわぬ姿でも、命を持ったまあやちゃんという概念を介する事で、僕の目の前にはまあやちゃんとして煌々と輝き続けました。

この段階を過ごすのには、ポイント稼ぎの効率という要素はあれどプレイヤーの数だけ物語があるように僕は思いますので、あえて攻略情報などは記載しませんが、ゲームが進めばいずれプレイヤーに対するまあやちゃんの好感度も上がってゆき、こちらのアクションに対するまあやちゃんのリアクションにも変化が訪れます。

超能力をもちいて縮めた二人の距離ですが、最も興奮したであろう場面を挙げたいと思います。

それは、完全にネタ枠、ハズレ選択肢であった「パンツ見せて」や「おっぱい揉んでいい?」でした。ゲーム最初期はといえばまあやちゃんの警戒値が振り切ってすぐさま逃げられ通行人から通報され家へ逃げ帰るといった有り様でしたが、僕の「好きだ」という気持ちが存分に伝わったであろうまあやちゃんは「少しだけなら」と許してくれます。

僕は思います。このゲームというのは、本来現実世界で許されざるイリーガルな性的行為を存分に楽しむためのシュミレーターといった魅力を持ちますが、毎日のように彼女を背後から付け狙う毎日を経て、どこか「許されたい」という気持ちが自分にあったのではないかと。

ゲームの最序盤、ストーキングを一旦無視して真っ先に声をかけに行った自分の行動を、時間停止状態で揉みしだいた彼女の胸の冷たさを、催眠状態にあった彼女の無感情を、ゲームを楽しんでいるはずの僕の奥底にくすぶり続けた、真っ当でありたいという鬱屈とした現実からかけ離れた、真にありたい自分の姿を、まるで走馬灯が駆け巡るように思い返しました。

あらゆる作品に通じますが、100人がプレイすれば100通りの楽しみ方や読解、余韻があって、僕がこのゲームから感じ取ったのは、"許し"でした。

思えば、例えズルをしたって手に入れたい物があったとして、ズルをせずに暮らしました。ズルはいけないことだと、腹を痛めて僕を産んだ母がそう言っていました。僕は、利己的な行動をすべてズルだと思うことで、自身の尊厳ですら守ることを避けました。

思えば、自分に興味のない人間に興味をもたせようとすることを悪だと信じました。自分を人へ売り込む事が怖いばかりに、気遣いというきれいな言葉を錦の旗に、ずっと愛を語らず過ごしたのかもしれません。

なぜならそれが楽だというほか、なかったように今は思います。

ですが、このゲームは教えてくれました。『すと~きんぐ! ~あの子に催○→こっそりイタズラ→どこでもえっち』は教えてくれました

なんとしても手に入れたいものは、力ずくですら手に入れてみせる事の美しさ。どれだけ歩み寄りを見せない相手にだって、自分という人間ひとつでぶつかる事の強さ。

僕はもう、催眠しなくても君の胸を揉んで良い。

このゲームには本来まだ続きの要素がありますが、決まったエンディングのないこの世界で、僕にとってのゴールはきっとここでした。日に100枚以上取り続けた写真(ローアングル)の層が重なって、この高みに僕は至りました。

いかがでしたでしょうか?

感想としては、全要素をコンプリートするまでさほど長い時間を要さず、ボリュームとしては価格なりといった感じではありますが、エモーショナルで雰囲気たっぷりの3Dならではな作りであるため、価格以上の満足度があります。また、ボイスが存在しませんが、これは個人的にむしろ良いポイントで、シュミレーターという形式上自分の頭の中でヒロインを作り上げていくのに大きく役立ったのではないかと考えています。

また、各シーンは比較的容易にコンプリートできるため、このボリューム感においても特別膨大というわけではありませんが、ひとつひとつの回収要素がしっかりと「すとーきんぐ!」をしたいプレイヤーにとって要所を押さえた内容で"ハズレ"がないので、目に見えるシーン数以上に満足度も高いです。2D作品に比べれば3Dでより情景が伝わりやすい特徴を持ちながら、アッサリとした味つけで、都度都度自分で妄想を繰り広げやすい、足し引きに優れたゲーム内容であるように感じます。

3D作品の同人ゲーといえば鋭意作となればなるほど比較的その映像美に頼られがちな動画作品ライクの内容もしばしばですが、本作品は単純明快かつ豊富な選択肢に加え程よい自由度と難易度によって"遊び"が見事にゲームらしさを生み出しています。

往年のエロフラッシュゲーにおいて、マウスが摩擦熱で消滅するのではないかというほどイジり倒した諸兄におかれましては、まごうことなきベストバイであると言って全く過言でないかと思われます。

また、主演である舞夜ちゃんに関しても、改めて正統派の美少女モデルであることを認識させられましたし、これからも真っすぐ彼女と付き合っていきたいと思い直しました。

改めてリンクを貼っておきます。現在リリース記念の15%オフキャンペーンを開催されており、2970円の所2524円で購入することが可能です。2024年5月8日までの特価となっておりますので、是非この大型連休、"許されなかった"男性諸君におかれましてはプレイしてみることを強くオススメ致します。

次回作も出てほしいです。


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