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不動産屋の新人たちへ

今回は これから不動産屋に
就職する方へ、記事を書こうと思います。
まず 僕は
賃貸の仲介・管理しかやっとことないので
売買や投資営業の方には
参考にならないかと思います。



ーどんな仕事なの?ー

大別して二つあります。

管理・・・大家さんから預かっている物件の維持保全・家賃回収 及び 入居者対応。

仲介・・・物件をお客様に貸し出す。


シンプルになってしまいましたが
仲介が皆さんが連想する不動産屋かと思います。
不動産業の中で
最も簡単で敷居の低い仕事なので
恐らく新人さんの殆どは賃貸仲介に
携わることになる思います。

管理は 知識が必要な為、
一般的に仲介を数年経験したベテランが
担当することが多いです。
弊社の場合は、
仲介店長経験者がなるパターンが
多かったです。

それでは 貸し出すまでの
流れを具体的に説明しましょう。

問合わせ→来店→案内→契約

となります。

ある日の物件から見た夜景 (この日の退社時間 22時)



問合せ

SUUMOやHOME'Sから
メールや電話で
物件の問合せが来るので、
アポ(内見の予約)を獲得する。

来店

問合せでアポ組みしたお客様、
問合せなしの新規のお客様(飛込)、
上記 二種類があり、
後者は最初から話を聞く必要がある為、
難易度が高いです。

案内

物件の内見です。
不動産屋のメイン業務です。
こちらも大別して二種類あります。

現待ち(現地案内)
問合せから 来店せずに
直接、物件現地で案内をすること。
要は現地に行って
ドア開けるだけなのでめっちゃ楽です。
且つ確度が高いです。

来店案内
問合せ物件や他物件の紹介後、
車で(徒歩もある)物件を案内すること。
ただ 案内するだけでなく、
街や周辺の案内、
物件を回る順番を考えるなど、
最も労力を使う業務です。

契約

申込、審査通過後、
説明と書類の取交わしをして
鍵渡しとなります。
申込から7~10日後に行い、
所要時間は約1時間となります。
コロナ以降、ビデオ通話を用いた
オンライン契約もあります。


ーまとめー

最後に 不動産屋は正直 ブラックです。
なぜなら 契約本数=店舗の売上げとなるからです。
この売上げから、
テナントの賃料・人件費・リース代・宣伝費を
さっ引いた額が 利益となります。
そして その利益の金額が店長の評価となります。
ただ 店長は 原則、
自分で接客をすることができない為、
必然的に部下を詰めるという行為に走ります。
自分が 最初に入社した
街の不動産屋も
自分の後に入社した人が
自分より先に辞めてくという現象を
何度も見てきました。

ただ 不動産屋で2~3年 働くと
転職の際に営業力がある、
ストレス耐性があると評価されます。
また 短期離職したとしても
不動産屋はブラックだから
仕方ないよね~とマイナスにもならないので、
転職面だけでいうと有利です!

次回は心構えや
接客の仕方について投稿したいと思います。

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