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MIKUEC2022感想レポ

こんにちは、闇雲といいます。ただのオタクです。
今回、「#MIKUEC2022」の感想を書き殴っていこうと思います。



ライブ本編のセトリの言及、オタクの自分勝手感想が展開されるので、それでもいいよって人はここから先へ進んでね!!!!!!!!!


MIKUEC2022

MIKUECは、電気通信大学バーチャルライブ研究会(通称:VLL)による、初音ミクを中心に様々なボーカロイドたちが登場する、ファンメイドの3DCGライブです。

今年は記念すべき5周年目の開催であり、ライブのテーマは『GO』でした。

※ここまで全部ティザーサイト参照

先月には、2021年に開催したライブの再上演「MIKUEC2021 Revival」も行っていたので、2ヵ月連続で某アフラックホールでのライブとなりました。

「MIKUEC2021 Revival」については別の記事でレポを書いているので是非良ければそちらもどうぞ

では本編行きましょう

配信ってスクショ可なのまじ?

そういえば僕は
・日曜昼公演
・日曜夜公演
に参加してます。

ライブ本編

0.ミライの先へ

さぁ恒例の0曲目

こちらの楽曲は、MIKUEC制作陣の方々の合作オリジナル曲ですね。
去年もこれが0曲目だった記憶があります。

Revivalのアンコールでこれをやっちゃあここに置かないわけにはいかないよねって感じですが、他にも過去のMIKUECのテーマソングのリフフレーズを用いていたりそれを意識した歌詞をしていたりと、歴史を振り返るという点では周年ライブ向きの楽曲だったんじゃないでしょうか。

ラスサビで音量が上がると、何も言われなくともオタク達が皆立ち上がり出します。
ファンメイドイベントとはいえこの辺理解してる人がたくさん来てますね。


~OP~

暗転してから一変、ノイズと共に上映像で "2021” と表示されたニキシー管が登場します。

この演出……!

このニキシー管、去年の『タイムトラベル』をテーマにしたMIKUEC2021のOP映像でも確か使われていました。

「1」の数字が……!どうなる…?どうなる……!?

うわああああああああああああああああああ「2」になったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

初音ミクの「Are you ready?」から、激かっこいいOPが流れだします。
過去のライブをなぞっているような映像の時のベースがイカしてた

そして映し出される「Time to GO」の文字。
去年のテーマ『タイムトラベル』から今年のテーマ『GO』に繋がり、時が進みだします。

ええな……時計が進んだんやな…いいな……

とか去年のライブを思い出してしみじみしてました。

そんなところに


1.Hatsune

は!?おい!!は!?!?!?おい!!!!

ちがっ……ちがうじゃん!!今2021のこと思い出してエモくなってたとこじゃん!っえぇ!?!?!?

Hatsune、タイムマシンから始まった1640mPコラボの三作目なんですが、、、
MIKUEC2021の本編トリの楽曲も、『タイムマシン』です。

あかんで...…あかんでそれホンマ...…

タイムマシンの時にはまだ未完成だったスカイツリーも、Hatsuneでは緑色に覆われています。
その緑の苔は、長い時が経ったことを示しています。

つまりどういうことかというと、ダメです。

イントロのギターから繋げて上のスクリーンに「Hatsune」の文字が出た時、その場で一回転してました。この繋ぎもよい。

流れていく風景には、緑色のスカイツリーが。
サムネの通り初音ミクの髪飾りもかけられています。

あと仮想照明の演出ありましたね。やっぱ見え方として大分面白くなるのであれ好きです。
ステージに出てきたちっちゃい画面、ラスサビではクリプトン色の音声波形がでていました。

言われるまで気づかなかったけど、この後にライブタイトル出てるんすね!
Hatsuneも含めてのOP演出という、粋なはからいでライブがはじまります。


2.世界の真ん中を歩く

おぉ~~~~~~これは!
同行者の中に夏代孝明好きがいたのでよかったねぇの顔してました。

Hatsuneの後にこの曲持ってこられたので、もう感動のフィナーレみたいな感じで「あぁ…いいライブだ。いい最終回だった…」ってなってました。

サビの上映像で飛んでる紙吹雪がステージのスクリーンにも落ちてきてるのよかったですね。空間繋がってる感

今までの自分に大きく手を振って

るのか!!!????

タイムマシン→Hatsuneのように時が経って今までの自分とはお別れ、これからは新たなミライに向けて…みたいな感じだったら嬉しいなっていうオタクの戯言です。

本家MVあんまり覚えてなくて、ミクが出てきたとき「あれ何被ってんだ、白いオタマンボウか?」って思ってたのは内緒

白いオタマンボウを被る初音ミクの図


3.Hello,world! (初音ミクカバー)

ほんっっっっっっっっっっっっっ
とにいいライブですね!?!?!?!?!?!?!?

そうです、ご存じの方は ”その” Hello,world!です。

この曲、プロジェクトセカイのほうでカバーされてるんですよね。
だから選曲として驚きだけど納得はできます。

あと、MIKUEC2019の本編トリだっけ?かでrayをやっていたようなので、周年ライブとしてそこを回収してるのかな~とか思ったりしてました。

原曲は血界戦線っていうアニメのOPだったんですが、個人的にこのアニメ見てたので口ずさむくらいには覚えたので嬉しかった。
オタク君ニコニコでした。

ボカロライブで聞く非ボカロ曲からしか得られない栄養ってあるんだよな~~~~!!ライブでやるにあたって音源から自作されてるものだと思います。すごいですね。

これすき


~MC1(ミク)~

「会場のみんな~~~初音ミクです♪」
初音さんがでてきました。

「うんうん、元気でよろしい♪」
www
今年の初音さんは結構自由奔放なのかな?

「み~んなのチャレンジを後押しするような、そんなMIKUECになればいいなぁ~」
そんなミクさんの思いも語られながら、次の曲へと「ゴー!」します。


4.フォニイ

あ~~~~~~~~~~~これね!!!!!!!
やっぱライブで可不やるならこれか!!!!!!

この曲演出が天才のそれすぎて書くことがまとまる自信がありません。

まずは、曲全体を通した本家リスペクトの映像。
からまさかのステージに降ってくる可不さん。
ここの上映像からステージに飛び降りる感じ、ニコニコ超パーティーの過去ライブを思い出しました。去年も千本桜で「断頭台を飛び降り」る演出があったのですが、同じ人が作ったらしいという裏話を聞いて、あぁ~なるほどなと感服していました。

ステージスクリーンには歌詞の文字演出
ってかこれまでの曲もそうだけど投影するスクリーンにめちゃめちゃオブジェクトでてるのによくこんなに綺麗に映ってるね!!!すごいねあんたたち!!!

一番好きだったのは可不がステージ横に映される演出。
Bメロで可不が横の投影を左右に行き来するんですが、それに合わせて音のパンも左右に振っていて「おもしれーーー!!!!」ってなってました。

まじで発想が天才のそれ

このタイミングでスクリーンを大きく使ったことで、横・上の映像を含む視界すべてがステージなんだと意識され、一気にライブに引き込まれる感覚がありました。

フォニイって造花の歌なので、花譜から生まれた可不のもがきの歌かな~みたいに思っているのですが、ファンメイドライブの中でやると公式ライブ-非公式ファンメイドライブみたいな構図にも捉えられて面白いな~って思っていたので、つよつよ演出と共に聞けて良い経験になりました。


5.グッバイ宣言

わん、つー!

おお、すごい。ググッと世代が最近に寄ってきました。
大丈夫?おじさんたち息してる?

この曲は花ちゃんが歌ってる後ろのセットが印象的でしたね。

学級目標にみたいに掲げられている「広がれ、創作の輪」が個人的お気に入りです。

「日直欄何書いてるんだろうな~ああいうところ絶対なんか仕組むだろ~」って思ったのですが、当時は見れる距離にいなかったのでわかりませんでした。
後ほど製作者のツイートで確認したら初音ミクとVフラワーの相合傘が落書きされてて「花ミク~~!!」ってなってました。

言うまでもなくこれも本家リスペクトの映像だったのですが、間奏の花ちゃんがパッパッって照らされていくところ、照明も同期していて勢いあってよかったですね。


土夜のここ、ロウワーやってたらしいです!

土日で日替わりでやってるのまじですか???

普通に見れなかったの悲しい


6.天ノ弱

王道も王道、てんのよわと書いて天ノ弱

Twitterでもいったんですけど上の映像がyouまん曲のサムネみたいな構図してたのでGUMIなこともあってなおさら頭バグってました。

さ……さすがにそんなことしないよね(;^ω^)

進む君と止まった僕の
縮まらない隙を何で埋めよう?

おうおうおう、テーマが『GO』の割には重たい話です。

確かこの辺りから「あれ…モーションやばくね…?」となり始めた記憶があります。この曲は特に綺麗だったような気がする。

そういえば書きながら気づいたけど164さん2曲目なんだね。


7.スーパーヒーロー

はい!!!!はい!!!!はい!!!!はい!!!!

え~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
ちゅき!!!!!!

ちゅきです。ちゅきなんですよね~~~~この曲
音が、ちゅき

フォニイで造花とか言っててスーパーヒーローで「〇〇になってみたい」って連呼するの、めちゃくちゃ効きました。
〇〇したいって言うのは簡単だけど、実際に行動に起こすのは10分の1しかいないみたいな話を聞いたことがあります。
自分がそういうタイプなので、痛いほどわかります。

あなたは何を言われてもあなただ
だからこのままでいて

でも自分は何を言われても自分だから、そのままとにかくやってみるしかないんですよね~~~
翼もないのに飛べるわけもないですし

セトリのこのブロックの中での「答え」が見つかった、そんな曲なのかもしれないと勝手に思ってます。

あと一生言ってるんですけど、IAが2021にOrangestarやって次の年でGuianoやるの熱すぎる。
この二人、どうにもコメント欄とかだと引き合いに出されるようで、そうした話をたまに見かけていたので。

てかモデルと言いダンスといいIAちゃん可愛すぎるんですけど???
カットオフ後にパーン!じゃないのよ。

パーン!

一家に一台欲しいので持って帰ってもいいですか?


8.T.A.O.

「ハジメマシテ!中国カラ来タ、洛天依ルォ・テンイデス!MIKUECニオ越シノ皆サン、今日ハヨロシクオ願イシマス!」

!?!?!?!?!?!?!?!?
びっくりしすぎて笑い声でてました。

ルォ・テンイ!?
中国のVOCALOIDとして名前だけは辛うじて知っていましたが、それ以上は全くの初見でした。

え、何この曲。めちゃくちゃ良くない???

初めて聞いたのですが、一人ぶっ刺さってる同行者がいたことと耳から聞こえてくる情報から「これもしかしてじんか…?」って思ってたら案の定じんでした。なんなら堀江とゆーまおとおればななもいました。

言葉遣いがめちゃくちゃいい!!
綺麗!!!!
良い!!(語彙力)

透明感のある映像も相まってすげぇ壮大でした。生きろ人間!みたいなパワーをもらいました。
数日前までこの曲を知らなかったのがウソみたいに最近は聞いてます。この曲に関しては教えてくれてほんとにありがとう。


~MC2(可不・鏡音)~

「み、みなさ~ん…盛り上がってますか?」
可不だ!可不がMCしてる!!
ってか陰キャしてる!!!可不!陰キャ!!!や~い^^
(※悪口ではありません。解像度の高さに喜んでいます。)

「可不ちゃん!フォニイ、と~ってもかっこよかったよ!」
っ!!!!!!
鏡音リンです。急に出て来られるとびっくりします。

「リンもかっこいいところ、見せちゃおうかな」
「レン~?準備できた~?」
「うん、準備おっけー!」

あっっっっっっっっ...…お二人で…やられるんですか…?
そうですか、えぇ…いいですね…

「じゃあ、頑張ってください。リンちゃん」
おい可不お前ww敬語なん?なんで敬語使っとるん?wwどしたん緊張すんなってwww
(※いじめてるわけじゃありません。解像度の高さに喜んでいます。)


9.孤独の果て

おおおおおおおおおお~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!
おお!!!!
おお!!!!!!!!!!!!!

リンレンがギターとベースをそれぞれ持って登場してきました。
最近(7月)Two youでも聞いてますから、反応早かった。

うわっ!!うわっっ!!わーーー
鏡音が楽器持ちながら時に向かい合わせで演奏してます。
アツ。アツ。アッッッッッツ。

じゃかじゃかじゃん!の音ハメペンラ楽しすぎ

ステージスクリーンに金網みたいなのも出てて、去年の劣等上等といいMIKUECの鏡音は治安ワルワルなのかしら

左右の壁に出てくる街並みの動画が精度良くて結構そっち見てました。
街頭モニターにテーマソングの動画流れてたり、ビルの店名ロゴみたいな顔して『GO』のタイトルロゴも見えました。

えっちょっと待って…?
この衣装ちゃんとブラックスターのモジュールじゃん…まじぃ…?

やりすぎ


10.ビバハピ

「あ、あ、マイクおっけー?」

ほう!納得の選曲、昔のライブでもやっていたらしいです。
さっきの非クリプトンゾーンとはうって変わって、老人会が始まりました。

1回目の公演でこの曲来た時、モデルが気になりまして…
MIKUECってモデルも自分たちで手作りできるので、ミクの素体からオリジナルなんですよね。でもこれはそうじゃないように見えて、ただ遠くだったので確証が持てませんでした。

しかし2番サビにて

どーーーん!!

上映像でミクさんがアップで映されました。
ありがとう!やっぱりそうだ、Lat式使ってる!!!!!!

えらい、えらいですね。っぱビバハピはLat式だよな~~~

「ハッピーに振る舞う君が好きだよ」
もアップでやってくれると思ったら、別の映像に変わってしまってなかなかニクいなぁと思いながら見てました。

ニャン!


11.えれくとりっく・えんじぇぅ (ギガアレンジカバー)

ハッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!

ぐっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ

鏡音枠まだあんの!?!?!?
ねえ~~~よくないよ~~~~(号泣)

これも老人会…老人会って言うかビバハピと並んで13投稿だから10周年なのか!?!?
あとこの曲も最初のMIKUECでやっていたんでしたっけ?確か。そんな感じの回収枠だったりするのだろうか。

鏡音に白い羽が生えていますね。鏡音天使

間奏で流れてたニコニコ動画的な映像、去年の私の時間といい曲との親和性が一番高いところで持ってくるの天才ですね。
しかもコメントの内容がガチでニコニコのコメント欄の治安で笑っちゃいました。カバーとかだと「原曲はこっちだぞ!」って統治勢が湧いてくるのまじでそのまんまニコニコって感じ。
とか思ってたら

ほんとにまんまあるじゃん!!!!!!!!
wwwwwこれ狙ったの???

すぺしゃるさんくす初音ミクも添えて、原曲にも敬意を施したいい演目でした。


そんなこんな言っていたら、ボカロたちがシャットダウンされそうになっています。
まずい、ボカロライブでこういったシャットダウンとかファイル削除みたいな演出はここから合成音声をテーマにしたシリアスな展開がされていく可能性が高い、、、ここからライブの雰囲気が一気にかわっt

12.ルカルカ☆ナイトフィーバー

ダメダメよ☆

fooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!

唯一シャットダウンを回避していたルカ姉がすべてのシリアスをキャンセルしていきました。

当時僕も鏡音えれくとりっくえんじぇぅの衝撃と予想されるこの後の展開でしゃがみこんでいたのですが、この曲が流れだしてからは反射的に体が飛び上がっていました。

前曲からノンストップでの繋ぎ、ルカルカの火力を下げないまま進んでいけるので最高ですね。

ルカ姉がジャンプするタイミング、狙ったか偶然かPPPHでオタクのペンラがあがるのとリンクしていて、会場全体の一体感がとても気持ちよかったです。

衣装もめっちゃよかったっすね。
タイト目な服が、やっぱユーロ―ビートはこれだろ!!!みたいな解釈通りでした。

最終公演、オタクが皆ルカ姉の振付真似してて見てて面白かった。


13.on the rocks

ほおぉぉぉぉぉぉぉ~~~~ん!これ来るか!

マジカルミライではおなじみのカイメイデュエット曲ですね。

公式ライブと同じようにカイトがピアニストメイコがスタンドマイクで歌うという構図でした。

面白かったのは照明のスポットライト
スクリーンにあえて照明をぶつけてメイコにスポットライトを当てているように見せる工夫が攻めてんなぁと思いました。
うまいことジャジーな雰囲気を出せていましたが、照明班もキワキワの中のチャレンジだったりしたのかもしれません。

あと上の映像ね!
3DCGのグラスが出てましたが、テーブルの木目とか陰影がリアルでめちゃくちゃきれいでしたね。技術力すげーって見てました。


~MC3(クリプトンズ)~

クリプトンが出てきた…!
さっきまでのセトリといい急にマジカルミライ味が増しましたね。

「これから先もずっと、歌い続けられたらいいわね」
とかルカ姉が言ってて(ワオ…マジミラ10thのラストMCじゃん…)とか一人で思ってました。

「次に歌うときは、皆で一緒に歌うなんてどうかしら?」
と言うMEIKO。多分これは布石。

「みんな~?カメラセットできたよ!」
ミクの声がしてきました。どうやらこれから集合写真を撮るようです。

鏡音リン「はーい!」←かわいい
MEIKO「はーい!」←かわいい

ミクさんも合流してタイマーがカウントダウンしていきます。
ってか5~6人も出てきてMCしてるんですけどこの団体。PC大丈夫?爆発しない?ってあらぬ心配をしていました。

クリプトンみんなでパシャリ


しかしそれもつかの間、写真は色褪せていきます。


14.エゴ

“君はまだ、生きてるの?”
“うたはまだ、続いているの?”
この世界の隅っこで まだ
くだらない事 考えてんの?

一気に空気が変わります

聞き込み浅くてイントロではピンと来てなかったのですが、タイトルが出されてからは腑に落ちました。

ほんとにここ、明らかに ”空気” が違いました。

曲自体はあんまり聞いたことなくて、サムネに見覚えがある程度だったのですが、音響と、映像と、照明と、モーションと、すべての要素で構成される世界観に圧倒されて呆けていました。

映像がセトリの曲目をモチーフにしているカットが多く、初見で「おや…これってあの曲…?」ってなってる部分もありました。
僕は日曜しか参加していないのでロウワーを見ていない民なのですが、ここで明らかにロウワーの映像が流れてたので絶対あるじゃんってなってました。

積み上げられたブラウン管のガラクタにも、どこか見覚えがありました。

うたをうたうのが、下手でよかった
君と、ふたりで泣けるなら

ここ、えれくとりっく・えんじぇぅの鏡音が出されていまして

原曲の意味とは違いますが、やはり鏡音と共に「ふたり」って単語を出されると弱いです

僕がもう居なくなっても
君はそのまま、うたっていてくれよ
この世界の隅っこで

世界の真ん中なんかじゃなくてもいい、隅っこでいいからずっと歌っててくれよ」
っていう、完全なる ”エゴ"


15.霽れを待つ

ジャカジャーン
今年この曲ライブでめっちゃ浴びてるぞ俺。

今年Hello,world!やったし、プロセカ枠とかはないのかなぁと思ってたらありました。
あるにはあるけど、ライブを終えた後だと「プロセカ枠」がメインでの起用ではないんじゃないかなと感じます

いつか
君がいなくなったら あぁ
私だけ生きて行くの?

ここ、エゴを押し付けられた初音ミクの文句みたい

「歌っててくれとか勝手に言うけど、私だけ生きていくの?」って言ってるようです

上映像で「私だけ生きていくの?」だけ歌詞を出して強調してきてるので、尚更そう感じました。

ただ、当時はエゴのインパクトが強すぎて、この曲の間ずーっとふわふわしてそんなことを考える余裕はありませんでした。


16.Last Night, Good Night

おおお

エゴの余韻がやっと抜けてきてハッとしてました。

この曲、イントロの段階で「えっ…スネア気持ち良…!抜けがいい!」って思ってて多分原曲verじゃないんだろうな~とは思っていたのですが、まさかのこれも部員さんのオリジナルアレンジらしくて、ガチでビビってました。

ボーカルの処理もオートチューン味を意識してて良きでした。

クオリティ流石にえぐい、音源ください

これはちょっと音が好きすぎてそれ以外見てる場合じゃなかったですね。
あとからkz好きに聞いたら上の映像も原曲リスペクトっぽくなっていたそう。

あと草が生えてたのは覚えてます。
いや、違う草生えるwじゃなくて草が生えてたんだって。


17.ファイヴ

お!お?お??
どれ!?!?!?!?!?

明らかにOmoiなのはわかったんですが、僕のOmoiの知識は去年の奇跡さえもまでが限界なので、当時頭の中でOmoiガチャしてました。

でも、今年MIKUECが5周年であることから、『ファイヴ(5)』かな?っていう察しはすぐにつきました。

MIKUEC、2年連続でOmoi楽曲が畳みかけに来る構図になってます。すごいね

いつしか 私が
消えゆく時も
あなたからだけは
せめて見えていたいの

ほう……ほう!?
わからん、わからんがなんかそういうことです(放棄)

本当に伝えたいのは
[あ]から始まる5文字だけ!

[あ]から始まる5文字って解釈の余地を残す表現いいよね。


~MC4(ミク)~

「みんなのペンライトが夜空のお星さまみたい」
ここ最近のライブ、声出して応答できない分ペンライトによく触れてる印象があります。

「次はテーマソング!私の新しいお星さまが光輝くように、頑張って歌います!」


18.Only Glitter (MIKUEC2022テーマソング)

今年のMIKUECのテーマソングです。

この曲ね~~詩がめちゃんこ好きです。

動画の中ではミク目線のお話だけど、何かを創ってる人達に向けたメッセージが真っすぐ込められてる気がして、わかりみの深さも相まって歴代の中だと相当好き。

手放しに無責任に肯定するんじゃなくて、「それなぁ…でもさ」って言いながら寄り添ってくれる、そんな感じ。

私の代わりはそこにあって
誰も私を見てはくれなかった
同じ色で描いてみたのに

色んな音を奏でてみても
誰かと同じなんて分かってるよ

この辺です。
それでももがきながら答えを見つけていくんですね~~~

配信カメラ見せ方天才すぎない????

MVでは緑色のペンライトが揺れている間奏部分で、現地のオタクのペンライトと映像を重ねています。

そうだ この声は私だけのものだから
飾らなくていいんだよ

そうです、自分だけのものを見つけるんです。
それが「Only Glitter」なんです。


~MC5(ミク)~

「次が、最後の曲です。楽しい時間も…もうすぐ、終わり」
ここで例のイントロが流れ始めます。

うわっまじか

「…っでも…!」
ここの調教いっちゃん好きかもしれない。間とかイントネーションによって(でも、それでも…!)っていう気持ちがうまく表現できててアツかった。

「これからも、一緒に進んでいけたらいいな」


19.ODDS&ENDS

(すまん、リンクこれでええか?消されてないし、許して)

あ!!!!やっぱエゴのブラウン管ってこいつか!!!!!!!
心に引っかかってたモヤモヤが解消されました。

Cメロで初音ミクがこれでもかってくらいボコボコにエラー起こさせられてて、「やっぱライブでのODDS&ENDSのミクはこうなる運命なんだな…」と一人神妙になっていました。

そのおおおおおおおおおおおときいいいいいいいいいいいいい

ハートビーツだ!!!!ラスサビでハートビーツのモジュールになりました!!!!すごい!えらい!オタクが一度は考えるであろう演出を完璧にやってる

今回のMIKUEC、ステージセットが充実していたりスクリーンの行き来をしたりと、めっちゃ超パのマインドを感じたんですよね。意図したかはわかりませんが。
だからこそ本編最後のおでんは納得でした。僕も2016のトリ演目でのおでんがずっと忘れられない民なので。

あと、僕が関わってるファンメイドでもODDS&ENDSやったんですけど、そん時映像の乱れが起きちゃって。
今年のMIKUECも映像機材のトラブルに見舞われてたので「セトリにおでんを含むファンメイドは映像でトラブる運命なのかもしれない」と草はやしてました。


~アンコール~

日昼公演ここクソ長くてウケました。トラブル対処だったのかな。
最近Twitterのトレンドで「声出し解禁」とか見かけるので、ライブでアンコールができる日も近いんじゃないでしょうか。


20.Catch the Wave

トゥルルルルル↷
アンコール一発目はぶちあげに来ましたね。

その年の夏に投稿されたにも関わらずマジミラ2019幕張でサプライズ登場したこの曲、アンコール後固定だったので複数回聞けてありがたかったですね。

モデルが!!やば!!!DIVA通りの衣装になってましたがこれめちゃくちゃ大変そう…
ダンスも何気DIVAのものを参考にした振りだったのでペンラが振りやすかったですね~。手を振るところとか当時のマジミラを思い出してました。

映像も本家リスペクトでしたが普通にどうやってあの質感だしてたの?ってくらいバケモン映像が流れていました。

でっかい会場でっかい音で聞くCtW流石に気持ち良すぎましたね。


21-1.愛言葉Ⅱ

この曲は日昼公演のここのみだったそうです。嘘だろ

僕は愛言葉検定を受験していない弱いオタクなのでイントロではどのバージョンか確証が持てません。ごめんなさい

え~~~~~~~衣装めっちゃかわええやんけ~~~~~~
製作した方のTwitterでよく見れます。どうぞ

曲が始まって、「あっ、これⅡか」って気づいてからは、なんでだろ~って思ってましたけど、そういえばこれは "5年分の感謝" の曲でしたね。
なるほどこういうところにも5周年要素を取り入れてくるのか。

公式はこういう数字ネタみたいな選曲をあまりしない印象があるので楽しかったです。

5年分の感謝 救世主は君のありがとう

[あ]から始まる5文字ですね。ですか?ですね。


~MC6-1~

多分ここは土夜と日昼共通でしょ

デフォルメの顔だけで会話するクリプトン、なんかシュールでおもろい。
ってかこのライブMC多いな。しゃべらせすぎだろ、すごいな。

「最後にもう一曲みんなで歌おう!」
みたいな感じだったと思います。エゴ前のMCの回収でしょうか。

…!?みんなで一緒に歌うの??まってそれって大分曲が限られてきますけど何をするつもりなんですか?


22-1.Connecting

オ!!!ァ!!!???オァ!!!!!!!!!!!!!!!
土夜と日昼でやっていたようです。

ニコニコラボ現在進行形三部作(今勝手に命名した)、最後の砦Connectingです。

おお~~~今年のマジミラでBlessingやったこともあってこれはおもろい、流石に公式アルバム出た後とかに組んだのかなこのセトリ。
違ったら大分すごいけど

でもね、そんなこと関係なしでもファンメイドでのConnectingはアツいんですよ。

まずそもそもニコニコラボのConnecting、歌い手verとVOCALOIDverがあるのでそれぞれで違う受け取り方ができるかなぁと思ってます。
前者、「歌ってみた」というカテゴリの中で名前も顔もわからない誰かの動画を見て、その人がまた新たに動画を上げる。そうやって繋がっていく奇跡の話だと解釈しています。
そこにあるのは ”繋がり" です。

ファンメイドの話に戻ります。

誰かの叫ぶ声がする 行き場を無くした
あの頃の僕のように
名前も顔も分からない 君の優しさに
どれだけ救われただろう

画面越し手を伸ばし
次は僕が誰かを繋げる番だ

これ!これです。

VOCALOIDの世界、この「手を伸ばす側」になろうと思えば比較的簡単になれちゃう世界です。
新曲を待ち望みにしているリスナーも、動画をぽちっと投稿しちゃいさえすれば、それだけで提供する側の人間です。

ファンメイドライブも、「ファン」が「作った」「ライブ」です。
ファンって言うんだから、元々は受け取る側の人間だったわけです。
そんな人達が、新たに誰かにライブを届けているわけです。

文化のバトンを受け取った人間が、創作の世界を繋げている構図なんです。
そりゃアツいでしょ。

Blessingは「生きろ」って内容の曲なので、ファンメイドとしてはConnectingの方がアツいまであります。

そんなこんなで激熱の一曲でした。
最後、わさげーの後のアカペラクラップ楽しすぎましたね。

そういえばサイドステップ踏んでる鏡音リンばっかり見てました。


21-2.水色侵略

時はアンコール2曲目に戻ります。
この曲は土夜と日夜にやっていたようです。

日夜に2回目の参加したとき、ぜんっっっぜん入れ替わり曲がないので、どういうこっちゃ?ってなってるとこにこれぶつけられて、普通にやばすぎて笑っちゃってた記憶があります。

水色侵略!!!!!!!!!自分的には2020のコロナ時代の代名詞的存在です。

で、これいろんなとこで言いまくってるんですが、ファンメイドの水色侵略って【正解】なんですよね

この曲、初音ミクの公式VRライブ「初音ミク GALAXY LIVE」の最初のテーマソングなわけですが、コールできたり気持ちいい裏拍のリズムだったりとナユタン節が光ってて、ぜっっっったい現場のライブで聞いたら楽しい確信がある曲だったんですよ。

でもね??????
GALAXY LIVEって結構コロナと切っても切り離せない関係にあると思っていて、、水色侵略には流行り病の時代のライブの在り方であるVRライブの代名詞になっててほしい気持ちもあるんですよ。

ここにオタクの葛藤があります。
絶対楽しいから現場で聞きたい……でも公式の現場で流れたら解釈違いになる…

そんな中提示された唯一の最適解、それがファンメイドライブなんです。

公式というしがらみに囚われることなく、純粋に楽しむことができます。
しかも何ならMIKUEC2020もVR開催だったので、それを乗り越えた今を実感することもできるわけです。

やばいだろ
あと普通に僕が水色侵略大好き(そっちのほうが大きいかも)

曲の話しますか

六畳間から広がるユニバース

六畳間から広がるユニバース!!!!!!!ユニバース!!!!!!!!!!!宇宙!!!!!!!!!!!!

たった六畳一間の空間から、宇宙が生まれる。
この歌詞クッッッッッソすきです。
VOCALOIDと共にあれば、生み出される世界も無限大なわけです。

ハローハロー まだ遠い遠い世界の隅から
ようやく、あなたに届いた

世界の、!?!?!?!?!
もしかしてまたその話ですか?

世界の隅っこで歌っていた歌も、やがて届くんですねぇ(しみじみ)

やがて世界は「9」から先を知るだろう

最後のここの上映像、9がじわ~っと10になって、と思ったら01にひっくり返ります。

これが
こう

これめっちゃ好きでした。

ん?ひっくり返る?(発作)

自分自身「9から先ってなんや?」ってずっと思ってたので、一つ捉え方を教えてもらった気分でした。

退場のUFO演出すき
やっぱ登場退場演出あるかないかで結構違います。


~MC6-2(ミク)~

「MIKUECは今年で5周年になりました。これからも、みんなの背中を押せるように、一生懸命歌っていきます。」
お、千秋楽っぽい。
この後の展開はおそらく千秋楽特別仕様でしょう。

「それじゃあみんな~さんきゅ~~!!」


22-2.39

いやだああああああああああああああああああああああねえええええええええやだああああああああああああああああああ今年のマジミラでこの曲で死ぬほど泣かされてるんですよ。なんならDJイベントのマジミラをテーマにしたコーナーでも泣いてるんですよ。

助けてくれ...…

ただ、この演目に関しては部外者の僕がいろいろ喋るの野暮じゃない?

カメラを首からぶら下げたミクと、過去のライブ映像の様子が収められた集大成の映像。

これはもう部員の方が受け取るものでしょ。
ここまでの歴史感謝の演目

むしろ僕らにも見せてくれてありがとうございますだよ。


~エンディング~

MIKUECではおなじみの、セトリアレンジが施されたEDです。
僕が見た2回の公演でそれぞれ違ったのですが、あれは3回とももしかして違うアレンジだったりしたんでしょうか。

サイドにはセトリイラストも出てきています。

ステージのスクリーンではボカロ達がカーテンコールしてました。あれはクリプトン組だけだったのかな?
普通に目が足りなさ過ぎてずっと見てられなかったのでわかりませんが。

T.A.O.だけ原曲が三拍子なのでペンラが一瞬すごいことになっててちょっと面白かった

鏡音リンがコソコソ...…ピャッ!って逃げてくのが可愛かったです。


EDが終わったあと、観客が機材席や2階に向かって拍手を送ってました。
そりゃこんなもの見せられたらねぇ…

「これからも、バーチャルライブ研究会ひいてはMIKUECをよろしくお願いいたします!」っていう閉演ナレーションは、アドリブだったらしい。
激エモすぎましたね。


さいごに

そんなこんなで「#MIKUEC2022」のライブ感想でした~!

VLLのみなさん、楽しいライブをありがとうございました。

いや~やっぱ強いっすね。
来年もどんなものを見せていただけるのか楽しみです。

同時にモチベも爆上がりでした。
自分も頑張らねば

冬はボカロ関連の公式ライブが渋滞しているけど、またファンメイドも書きたくなったらライブレポ書いていこうと思うよ~

闇雲

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