大学受験の時の話

最初に断っておくが、私は大学を卒業して数年たつので、大学受験をしたのはそれなりに前の話だ。

なので今の入試傾向や出題範囲などは知らないが、自分の大学受験時の経験を綴ることで、前向きに頑張れる人が1人でもいたら嬉しい。(とは書いたが完全なる自己満足だ)

私について

中学受験をし、中高一貫校に通っていたため高校はエスカレーター式で進学した。

その学校は系列大学も存在し、半数以上はそのまま系列大学に内部進学する。私も中学時代は内部進学するつもりだった。

あまり勉強していなかったため成績は中の下といったところだろうか。とりあえず勉強はできなかった。

しかし、中学3年時で色々あり、自分には何もないから何か頑張ったと思えるものがほしいと思うようになった。

勉強なら平等に努力が評価されると考えた私は、大学受験をし、できるだけ偏差値が高い大学に行こうと決めた。特にやりたいことがなかったため、偏差値が高い大学なら将来の選択肢が広がると思ったからだ。

そして高校生になった。基礎が全くないので中学の勉強からやり直し、とにかく学校の勉強の復習をした。(英語だとbe動詞と一般動詞の区別もついていなかったし、高校最初の校内の模擬試験は下から数えた方が早かった)

そんなこんなで勉強し、成績を着実にあげていった。高校1年秋頃からは定期テストでも模擬試験でもそれなりの成績を残した。

そして、第一志望には落ちたものの、後期で地元の国公立大学に合格した。レベルでいうと準難関に入る。しかもこの大学、センター試験で失敗した私は出願時判定がE判定だったのだ。なお、当方文系だ。

長々と語ってしまった。私は現在の出題の傾向などはよくわからない。しかし、根本的な考え方は今も昔も変わらないと思うので以下に大切にしていたこと3点をまとめる。具体的な勉強法については割愛する。(一昔前の受験生なので、具体的なものは現役大学生にお任せした方がよいと思うからだ。)

⭐定期テストを疎かにしない

答えを丸暗記しないと解けない問題は別だが、定期テストの大半は基礎だ。受験勉強をすればある程度は解けるので、定期テストをどうでもよいと思わないでほしい。定期テストが解けなければ受験もできない。また、推薦を考えるならなおさら大切だ。

私は高校入学時から定期テストを利用して基礎固めをした。その場しのぎで終わらせず、次に繋がるように勉強してほしい。

⭐色々な勉強法を試す

私はそもそも勉強法がわからなかったので、ネットや情報誌で勉強法を探し、試して自分に合うものをみつけた。量より質というが量をこなさないと質は生まれないので最初は量をこなしてほしい。

⭐参考書は1冊に絞る

有名どころならどの参考書も書いてあることは変わらない。参考書はあれこれ手を出さずにやってほしい。

ちなみに季節講習には行ったが、塾には通っていなかった。(夜遅くなるのが嫌という理由)

大変だったこと

冒頭に書いたが、私の通っていた学校は半数強内部進学だ。そして受験する子も3分の1程度は推薦で進学し、一般受験の子も大半は私立志望だ。(推薦や私立専願を否定するつもりは全くないので悪しからず)

つまり国公立志望が圧倒的に少ない。

国公立志望はどんどん減っていき、心が折れそうなときもあった。そして卒業式がなんと国公立入試前にあり、余韻に浸れないまま卒業していった。

物事に粘り強く取り組む力はここで養われたと思う。


最後に

私はもともと優秀ではない。それでもそれなりな大学に進学した。なので自分の学力を理由に志望校を決めたりするのはやめてほしい。

また、受験では何がおこるかわからない。

冒頭に書いたが、私はセンター試験に失敗し、母校に出願時、センター試験の結果を元にした予想はE判定だった。ランクを下げることも考えたが、そこは通学が大変な大学だったためそのまま母校にだした。(理由がひどい)

しかし、その年はセンター試験がかなり難しく、皆志望校のランクを下げた。結果受験者が少なかったため合格したのだ。

このように運が味方してE判定でも合格することは十分にある。最後まで諦めないでほしい。

また、勉強だけにじっくり取り組めるのは学生までだ。社会人になると仕事や家事などやらなければいけないことが優先になる。今しかない貴重な期間を大切にしてほしい。

長々書いたが、以上だ。

お付き合い頂きありがとうございました。

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