心に残った言葉

突然だが、心に残っている言葉について紹介したい。

ドラゴン桜の桜井(多分)の「個性が大事だ無限の可能性だと言われているが、社会の仕組みは頭のよい人間によって作られ、わかりにくいようになっている。騙されたくなければ勉強しろ。」、こんな感じのニュアンスだった。

ご存知の方もいると思うが、ドラゴン桜はいわゆる底辺校に赴任した弁護士、桜井によって数名の学生が東京大学を目指す話だ。(なぜ弁護士が学校にきたかは割愛する。)この言葉は物語の最初の方で学生に向けたものだ。

私はいわゆるゆとり世代。授業時間は少なく、俗に言う「個性を尊重する教育」を受けた世代だ。私は大学生のときに中学生相手の塾講師のアルバイトをしていたのだが、テキストの内容を自分が習っていなかった時は「ああ、自分たちはこの子らより学んだことが少ないのだな」と痛感したものだ。

まさに「詰め込みからの脱却、個性が大事、無限の可能性」と言われて育ってきた。だからこそ当時高校生の自分にとっては衝撃だったのである。


世の中にはたくさんの仕組みがあるが、勉強していないと騙されるし恩恵を受け取れない。恩恵に関しては先日ファイナンシャルプランナーの勉強をしていてそう思った。

例えば、私は夫の扶養に入る第3号保険者だが、離婚しても2年以内に申し出れば夫の年金を半分もらえる。(細かいところが違っていたら申し訳ない&そのような予定はない)

そのようなことは知らなかったし、わずかでも知識があるのとないのとでは大違いだ。

また、騙されるという面ではクレジットカードが例としてある。(お勤めの方は申し訳ない)

クレジットカードはとても便利だ。しかし使い方を間違えると借金地獄になる。最たる例がリボ払い。会社はあの手この手でリボ払いをすすめるが、仕組みをよく知らずに使うと大変なことになる。自分が知らず知らずのうちにリボ払いになっており借金が膨れ上がるケースも少なくない。

会社は利益が欲しいのでリボ払いをすすめる。善悪は別として当然だ。だから私たちは仕組みを理解して使う必要があるのだ。


勉強は大人になったからこそ、どのような形であれ続けなければいけないと思う。

自分が損しないために。


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