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🟡4日目・SDキャラクターモーション

こんにちは、だれのきです。
4日目はSDキャラクターのループモーションに挑戦しました!


今回の制作物

私が募集していた「おどるミニキャラプレゼント企画」にて、おまけでループアニメーションの制作を行いました。モデルはVTuberの後世ふゆうさん(@ncny_fy0)です!


今回の目標

私自身ミニキャラの制作は大好きなのですが、パラパラアニメではないミニキャラのアニメーションはほぼ未経験だったので

・喜んでいただけるようなものを必ず作るぞ!
・SDアニメーションの作業工程を手になじませる
・AutoSwayを導入する

というのを目標にしました。
やれることをモリモリ詰めて、今後ご依頼を検討して下さっている方のベンチマークになったらいいな〜というのも!


制作の流れ

▶︎パラパラアニメの作成

まずは「おどるミニキャラ」を制作するために、CLIPSTUDIO PAINTのアニメーション機能を使ってラフアニメを作ります。

大まかに動きの方向性がわかる程度

モデルの後世ふゆうさんは浮遊霊なので、ふゆうれいダンスを踊らせることにしました。ラフを描いたらそれを元にまずは1コマ目の絵(基準となるポーズ)を完成まで描いていきます!

作業画面(↑は5コマ分作成済み)

全コマまんべんなく仕上げるのではなく先に1コマ目を完成まで持っていくのは、1コマ目で描いたパーツをレイヤー構造ごと複製し自由変形などで再利用するためです。今回は装飾が多めだったのでこのやり方を採用したのですが、パーツが少ない場合はバーッと先に線画を描いたほうが早いかも。

裏に隠れるレイヤーは線と塗りで分けず、境界線つきの塗りレイヤーにして時短
他のコマの作成でよく使う変形ツールなど。クイックアクセスに登録して時短

基本再利用とはいえ、時間をかけて地道に他コマを作成します。
左右反転のパーツにも気をつけて…

5枚できた!これで「おどるミニキャラ」は完成です。


▶︎1枚アニメの下準備(レイヤー分け)

次に、最初の1コマ目を利用したキーフレームアニメーションを作成するための準備を行います。作業しやすい区分で結合&レイヤー分け!

表情は目、まぶた、ハイライトなどこまかく分かれているのでフォルダに入れる


▶︎AfterEffectsでアニメーションを制作する

ここでスクリプト「AutoSway」が登場します。
こういうアニメーション作りたいなら必携!という噂を聞いたので迷わず導入!

参考動画:【完全解説】イラストに動きを加える!AutoSwayで髪を揺らす【AEエフェクト辞典】

使い方は上記の動画や公式チュートリアルで十分理解できるぐらいシンプルでわかりやすいです。

揺れそうなものにピンを打っていってAutoSwayボタンを押すと...

す、すげえ〜〜〜〜〜〜!!!!!!

正直 もっと早く購入すればよかったと思いました。高クオリティな動きが一瞬でできて大感動... AutoSwayで揺らすのが楽すぎて・楽しすぎて、パペットピンだけでポチポチやっていた日々はいったい...

レイヤーがたくさんできるけど調整もわかりやすいので怯えなくて大丈夫...!

ベースの揺らしができたら人物全体の揺らしを加えて、表情をつくりこみます。
パーツ分けし損ねていた箇所が一つあったけど、レイヤーを複製してマスクで切れば大丈夫でした。目パチさせるなら「まつ毛」と「眼球」は分けるの必至ですね。

笑顔目と通常目の切り替え

そして横にいる人魂の「ふよ先」も追加して、つくった背景やエフェクトとコンポジットして完成です!

かわいい〜〜〜〜〜〜〜!!

まとめ

今回は最初から最後まで楽しくやれて&かわいくできて、詰まるところはあまりなかったです。嬉しい!これが向いてるってことなのかな…

・キャラクターの設定やモチーフをよく観察してうごきに取り入れる
・表情をよく観察して、表情バリエに活かす
・動きを想定したパーツ分けを行う

このあたりを今後も大切にしたいなと思いました!✨
以上が4作目の記録でした。参考になる部分があれば幸いです!

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