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休日電話対応問題

サラリーマンで営業をされている皆さんにお聞きしたい。
休日の仕事との距離感はどの程度だろうか。
もっと言えば、会社携帯が休日に鳴った時に、どのくらいの距離感で対応するのが正解なのだろうか。

地方の医療機器販売でサラリーマンをしている。
これは業界柄なのか会社柄なのか分からないが、うちの会社では「休日のお客さんからの電話=大至急!」の方程式が成り立っていることに、つい昨日気づいた。

基本的に休日と仕事は完全に切り離したいタイプで、
これまで医療関係でない職場で働いていた時期含めて
会社携帯など休日は1ミリも見なかったし、なんなら放置しすぎて充電切れになっているくらいだった。

今の職場は基本的には病院に合わせて土日祝休みで、
お客さんの緊急連絡先として会社代表番号の留守番電話機能が休日も解放されている。
残念ながら休日に入ってしまった留守電は、その週の当番の会社携帯へ転送されさらに営業担当者へ電話で伝言される仕組みだ。

何が起きたかというと、
昨日、2時間ほど会社携帯を確認できなかった間に
当番の営業から複数の着信&メッセージ+電話にすぐ出なかったことへの責めのお言葉を頂いたという叱られである。
「電話は出てよ(鋭い目)」だそうだ・・・

そう、もちろんわかっている。
お客様が会社へ電話をかけて「お電話ありがとうございます・・・誠に申し訳ございませんが、本日の営業時間は終了いたしました。営業時間は・・・・」の長い長い留守電への前置きを聞いてまでわざわざ吹き込んでくれた留守電なんだから、きっと緊急事態に違いない。

そう、もちろんわかっている。
「患者さんに万が一のことがあったら・・・」
使命感と責任感の強い営業は休日もきっと会社携帯を手放さず、いつ鳴っても対応できるように構えているんだろう。
片足仕事に突っ込んだ状態で休日過ごしてるなんて信じられないが。

電話は、もし平日に同じ内容の電話がかかってきたらまあなんてことないような内容ではあったが(結果的に3分ほど客先へ出動した)
私が解せないのは「休日」の2時間電話に出られなかっただけで、
なぜあんなに責められた気持ちにならなければならなかったのかと言うことだ。

もちろん、休日なのだから営業担当者へ早く引き継ぎたいのになかなか電話に出ないのがもどかしいことは重々承知している。
これは本当によく理解できる。だが、そちらは当番のお金をもらっているのだから、そのもどかしさ含めての給料では?

そして平日こそ、長時間の会議や納品で手が離せない時もあると思うが、
なぜ休日の方がノータイムでの対応を求められなければならないのか。
休日=暇だと思ってんのかよ。
これじゃマジで映画も見れない。

今の会社にもようやく慣れてきたと思っていたが、この、休日も1%くらいは会社のことを頭に置いておかなければいけないらしい状況に少し絶望した。
というか失望した。

ああ、もっと会社に人手があれば・・・
技術サービスマン中心に「休日待機組」を作るなどして、交代でシフトを組むとかそういうこともできただろうに。絶妙な人員の中小企業だからこそ、よく言えばみんなで補い合っていこうぜの風土がある。

そもそも、営業で完全に休日と仕事を分けられている人はいるのだろうか?
やはりお客さんあってのことだから、大なり小なり仕事に小指や半身を突っ込んで休日を過ごされているのだろうか・・・

しかし今のところ、休日の方が会社携帯を握っていなきゃいけないこの状況は失望&絶望である
ため息ついてもモヤモヤが晴れん・・

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