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【ヤクルトスワローズ】巨人3連戦振り返り【火ヤク戦記2020】

勝率5割でむかえた巨人との3連戦。
勢いのある巨人打線に打ち勝てるか。

結果は、現状の力の差をまざまざと見せられたなぁと。
これが今のスワローズの現実ということを改めて突きつけられたような結果です。

巨人3連戦のワタシ的ポイントは、
・カツオらしいピッチングで巨人打線を翻弄。
・小川、粘り強いピッチングで試合は作る。
・清水、ここまで安定のリリーフぶり。
・山田4号満塁!打点トップに。
・村上2号!打率はチームトップ!
・晃大朗、出れば安定した結果を。

・梅野、マクガフ、石山、勝ちパターンリリーフ全員失点で逆転負け。
・去年と変わらない淡白な攻撃。

初戦の石川
前回の雨中のうっぷんを晴らすような、カツオらしい小気味いいピッチング。6回1失点は十分過ぎるでしょう。
勝ちパターンに入ってからの、梅野、マクガフ、石山と全員やられてしまったのはさすがに厳しかった。

7回のワイルドピッチを前に止められていれば…
8回の交代をレスキュー登板に定評のある近藤ではダメだったのか。
7回抑えられていたかも。
8回しのいで、9回石山で抑えていたかも。
まぁタラレバですから、そうしていたとしても同様の結果だったかも知れませんが。

結果としてこの試合落とさなければ、と思うと悔いの残る1戦でした。
前回、今回とカツオに勝ちをつけてあげたい展開でしたが、いやー悔しい。
どんどんカツオ登板日のプレッシャーが上がるようで…
次こそは!
と思いますが、気負いすぎずにリベンジを果たしてもらいたいです。

2戦目引きずらないといいなぁと思っていましたが、小川も良くないなりに試合を作って、打つべき人が打って欲しい時に最高の結果を出すとこうなるんだなぁという破壊力を見せてくれました。
清水の好リリーフも光って、ヤクルトらしい快勝!
中澤久しぶりの勝利投手!おめでとうございます!

からの3戦目。
失礼ながら山田大に前回のようなピッチングを毎回期待するのは厳しいとは思っていましたが、2回もたないと厳しいですね。
良かったのは寺島が回を投げられたことと、気楽な場面とはいえ、梅野が最初四球出すも、2回をすんなり抑えられたこと。

1戦目の流れから、良い時と悪い時の両方が2戦目、3戦目と出たなぁと。
いい時はおもしろいくらい爆発しますが、
悪いと、

ダメなとき攻撃

ノーアウト2塁から、グッチの進塁打はともかく、粘り強く最低限ができない。
ポップフライや三振などであっさりアウトを上げてしまう。
こういうパターンよく見ますね。
試合展開的にこうなってしまう部分もあるのかもしれませんが、当たればでかいけど、粘りのあるいやらしい攻撃というのがもうずっと見られなくなりました。

ヤクルトは打線がいい、とよく言われますが、果たして本当にそうなのかなぁと思っています。
確かに魅力的な選手はいますが、他球団と比べても、全体的に見ればそんなに怖くないんじゃないかなぁと思ってしまいます。
ツボにはまった時の爆発力はありますが、それはそれ。
そんな試合毎日続かないですからね。
他チームからみると、ポイントポイントを抑えてしまえばそこまで怖くない。
と思われていそう。

バレンティンもいなくなった今季こそ粘っこい嫌らしい野球を見直すいい機会じゃないかなと思います。
そのために塩見や晃大朗のような足の使える選手や西浦のようなせっかく掴みかけたポジションを失ってしまった選手に粘っこくしつこく戦って欲しいなと思ってみています。

そういう意味で西浦や晃大朗が結果を積み重ねてくれていることはいい傾向じゃないでしょうか。

塩見2軍だけど。


ここまで大きなアクシデントなくこれたのは本当に良かったです。
変わらんなーと思うところもありますが、思った以上にベテラン勢が踏ん張り、若手も光を見せはじめています。

期待値がシーズン前より上がってしまったので、巨人戦で現実を見せつけられてしまいました。
なんだあの打線は!
どっからでもドカン!じゃないか!

高津監督が、

「強い弱い、勝った負けたを抜きに、しっかり勝負しているかが問題。究極に悔しい。忘れちゃいかんと思います、この12-0というのは」

本気で悔しがって、こういう想いでいてくれることがうれしく、変わってないなぁと思ってニヤリ。
どこか2軍監督ぽい起用をするなぁと感じる時もありますが、今はそれはそれでありかなぁと思ったり。

もちろん選手も悔しい想いをしていると思います。
まだシーズンはじまったばかり。

この巨人3連戦はきっといい糧になります。

さぁ明日から広島戦。

怖いけど楽しみ!


いくらホームといえ、神宮続きすぎるのもしんどそう…と思うのはワタシだけでしょうかね。


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