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【プロ野球】やるからには「見せろ、野球の底力!」【開幕】

今年のプロ野球は6月19日開幕予定。
ただいま開幕に向けて練習試合の最中ですが、
ファンの皆さま。
TVで観戦してどう思いましたか?

ワタシは、
ファンのチームや期待の選手が躍動する姿は観ていてわくわくします。
開幕前って開幕に近づけば近づくほど、新たなシーズンに向けて、夢が膨らみますよね。

今年はコロナの影響で、練習試合やオープン戦も無観客試合になりました。
選手やベンチからのかけ声や、バットと球の当たる音、ミットに球が収まる音、普段ならあまり聞こえない音がよく聞こえて、これはこれで楽しいです。
先日の練習試合で我がスワローズの村上選手が打ったホームラン。
バットに球が当たった瞬間の音で、「うわっ!いった!」と思いましたもん。
やっぱりすごい!

そんな良さはありつつも、応援の声や音、普段ならあったイニング間の歌声やダンス。
それがないのは寂しく、応援のリズムもなかなかのっていかないといいますか…

今年はコロナの影響下なので、仕方ない。
高校野球もそうですが、やはり野球だけ特別にやるわけにもいかない、ということもわかります。

でも先日の練習試合を観ていて、これはどうなんだろうと思ったことがあります。

「エアハイタッチ」です。

これ意味あります?
一応表向きの配慮ではあるのでしょうが、ハイタッチをエアにしようがしなかろうが感染予防に大きな影響があるとは思えないのですが。
逆にあの姿見ると何だか盛り上がるところがしらけちゃいませんか。

「プロ野球選手」なのですから、体調管理自己管理は万全にして当たり前。
それで食べてるわけですから。
コロナのような感染症も極力リスクを避けるような生活はしているはずです。

先日巨人の選手にコロナの抗体が見つかりましたが、
ワタシも最初聞いた時は、
「やらかしやがった…」
と思いました。
よくよく聞いてみると、先月末の時点で希望者全員に抗体検査をしていたとか。
この取り組みは素晴らしいと思います。
これから開幕を迎えるにあたって、不安要素を排除するためにも他の球団もぜひやってもらいたいです。
希望者と言わず関係者全員に。

そして結果をもって、胸を張って開幕を迎えましょうよ。
かけ声やハイタッチ、パフォーマンスもこういうときだからこそ、避けるのではなく、思いっきりやりましょうよ。

どうせやるなら社会に活気を与えて欲しい。

そのためには中途半端じゃダメですよ。

無観客は残念ですが、さすがに仕方ないと思います。

無観客では応援歌はできないかもしれませんが、登場曲を流すことはできますよね。
スタジアムMCとか、チアパフォーマンスとか、いろいろと難しいのはわかります。
が、少しでもやる方向で考えられませんか。

プレーとプレーの音だけでも、楽しみはありますが、
合間合間の「間」が寂しくて。

今の球場は野球を中心とした一大エンターテイメントなんだなと、無観客の試合を観るたびに感じさせられます。

やるならば、選手のプレーも喜怒哀楽も、全力で表現できるよう。

そして観る人も選手自身も心震える瞬間を味わえるよう。

できる演出を自粛する必要はありません。

そのためにも、繰り返しになりますが、全選手、関係者が検査をしましょう。
そして胸を張ってプロ野球開幕しましょう。

東関東大震災の時に、当時は楽天イーグルス、今年からヤクルトスワローズの嶋選手が言いました。

「見せましょう、野球の底力を!」

プレーはもちろん日本に根づく野球の底力をワタシは期待しています。


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