わりと日刊だらく[No.209]〜いれもの〜
入れものというのは、なんなのだろう。
買い物をしていて良さげな入れものを見つけてると、無意味に欲しくなる。
先日はコンビニに行った時に、ちいかわの缶を見つけて買ってしまった。左のは、最近毎日飲んでるウィルキンソン。ピングレ味は甘味感が薄いけどうまい。
「いれもの!かわいい!ほしい!」が先行し、後付けで「そういえばギターのピックがよくなくなるから置き場所を作るのにいいな」と理由をこじつけて、買うことにした。
かわいい。
ピック入れとして持ち運びもできるので、ギタリストやベーシストにオススメしなくもない。
ちなみに中身はこれ。
缶と飴3個で200円ちょい。ちいかわパワーを感じる。しかし、缶の入れ物は自分では作れないので、500円でも僕はたぶん買う。アホだから仕方がない。かわいいもの、いれもの、なんかそういうのをたまに無意味に買ってしまう。
ウチには他にもいくつか入れ物がある。よくわからないビンとか、安っぽい箱とかがある。
何かしら入れないと価値を感じられないので、何かしら入れる。ここから考えると、箱そのものに価値を感じているのではなく、良さげな箱があり、その中に何か良いものを入れる、これらがセットでひとつの価値を生み出しているらしい。
たぶん、その理由のひとつは、子供の頃にさんざんアニメとかで見せられた「どこかに隠された宝箱の中に財宝がねむっている!」みたいなロマンである気がする。
なんとなくだけど、良い入れものに好きなものを入れると気分が良く、それを想うと満たされる。
何かを集めたいという欲求があるのだろうか。何かを持っているという安心感があるのだろうか。
今思い出してみるとなんとなく気分がいいだけで、普段からずっと入れものに思いは馳せているわけではないので、何がその源泉なのかはよくわからない。
ちいかわの缶がまた欲しくなってきた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?