オリックス・バファローズ優勝パレード×光の饗宴
11月3日。
プロ野球『オリックス・バファローズ』の優勝パレードがありました。
僕は阪神タイガースのファンですが、開催場所が家から徒歩圏内だったので参戦。
パレード開始の2時間以上前から、黒山のような人だかりでした。
優勝パレードは『大阪・光の饗宴』というイルミネーションイベントの開宴式も兼ねているとのこと。
徐々に日が暮れ...
ええがな。
いとをかしでんがな。
「オーホッホッホッ!たいへん趣がありますわよ〜♪」と、心の中に潜む白鳥麗子さまの声を聞いていたところ、遠くの方からMCのアナウンスが聞こえてきました。
開宴式がスタートしたようです。
観客の皆さんは、選手の登場を今か今かと待ちわびてウズウズしている様子。
オリックス・バファローズファンではない僕もドキドキしてきました。
それから約30分。
なかなか選手の姿が見えません。
今回、僕は1人で参戦しました。
「ワテは孤高の一匹狼タイプやさかい」と、近くのバリかわ女子軍団に背中で語りながら、ぼっちの恥じらいを希釈していました。
(けど、もしこのバリかわ女子軍団が動物好きやったらどうしよ...)
(一匹狼は孤高なんかじゃなく、闘いに敗れて群れから追い出された「負け組」という本当の意味を知ってたらどうしよ...)
そんな心配で頭がいっぱいでした。
心ここにあらずでした。
次の瞬間...
「ウォーーーッ‼︎‼︎」
耳をつんざく歓声が聞こえました。
そして
周りの人たちが一斉にスマホやカメラを構え出したのです。
選手来たん!?
爆裂に焦りました。
お湯を注いでから2分40秒後に"液体スープはフタの上で温めてください"というドンデン返しに気付いた瞬間ぐらい焦りました。
人混みの中2時間も待った挙句、写真が1枚も撮れないまま終わるなんてありえない。
素早くポケットからスマホを取り出し、顔認証を実施。
......。
習慣て怖いですね。
ついつい変顔をして、スマホのセキュリティシステムを揺動するクセを発動してしまいました。
ちなみに、どんな変顔をしたかというと『シンデレラ・ハネムーン』を唄う岩崎宏美さんをマネする、コロッケさんのような顔をしました。
公衆の面前で。
側にいた子供の顔 →(なんしとんねん?)
冷静を取り戻し、スマホのロックを解除するや否や、選手の乗ったバスが登場。
キタキタキタキタ‼︎
ヤバっ!ちょっ!待っ...
【シャッター音】
ほんで、ちょっと屁ぇ出た。
落ち着け自分。
俺ならできる俺ならできる......
始めて体感した、プロ野球チームの優勝パレード。
放屁の罪をバリかわ女子軍団に気付かれていないかだけが懸念点ですが、和やかなムードに包まれながらとても楽しめました。
オリックス・バファローズの皆様、優勝おめでとうございます!
つたない写真展
以上です。
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