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私のおすすめジブリ映画4

1994年7月に公開された、
『平成狸合戦ぽんぽこ』🐻です。

昭和40年代、多くの狸たちが平和に暮らしていた多摩丘陵に、多摩ニュータウン開発計画による、山や森の破壊が迫っていた。ある日、多摩の狸達は結集し、総会を開いて開発阻止を決議する。

伝統的変化術である化学(ばけがく)の復興と、四国・佐渡の名のある化け狸に助力を乞うことが決定される。
色んな地域の狸が、色んな力があるんだなと思いました‼️
そして、狸が色んな作戦を考えていくのが面白いです😄

年が明けると、古狸の火の玉おろくから化学を 教わった若手狸たちは、建設工事への抵抗を
始める。開発業者のトラックを事故に追い込み、地蔵や稲荷神社の狐🦊に化けて住民の信仰心に
訴え、古典的なお化けにばけて人間を驚かした。

二年目には若手狸から選ばれた玉三郎と文太が
それぞれ四国と佐渡に派遣される。狸たちの抵抗運動は、一部の地権者や作業員に工事を思い止まらせ、「ニュータウンの怪」としてマスコミを
賑わせるが、全体としては開発を阻止できない。❌
 
三年目、強硬派の権太と慎重派の正吉たちが対立しているところに、四国から太三朗禿狸・隠神刑部・六代目金長を伴って玉三郎が帰郷する。
三長老の指導のもと、狸たちは具現化した百鬼夜行でニュータウンを襲う、妖怪大作戦を決行する。


作戦のさなかに隠神刑部は精根尽きはて落命する。しかし、ニュータウン住民には拍手喝采の
イリュージョンにしか映らず、あげくにワンダーランドの宣伝に利用されてしまう。

作戦が大失敗となったことで狸たちは意気消沈し結束が乱れていく。ワンダーランドの社長を抱き込んだ多摩の化け狐竜太郎が金長に接触し、化学を駆使して人間社会で生きる方がよいと唆すが、金長とその娘婿となった玉三郎は社長から一億円を巻き上げる。太三朗禿狸は踊念仏をはじめ、
ついには宝船に変化して多摩川に繰り出し死出の旅に出る(補陀落渡海)。

鶴亀和尚はテレビ局に犯行声明を送り付け、カメラの前で訴えようとするが、取材に訪れたのは興味本位のワイドショーだった。権太たち強硬派は姿を表して工事現場に座り込み、導入された警視庁機動隊と戦うが、
敗北の末に命を落としてしまう。

四年目、佐渡の高名な変化狸・団三郎狸も既に
この世を去っていたことが明らかになり、苦心の末にその情報を得て佐渡から帰還した文太は故郷の変わりように愕然とし、まるで人間に化かされているようだと慟哭する。残った化け狸たちは、最後の力を結集し、かつての美しい多摩丘陵の幻を人間たちに見せつける。

その後、狸たちはちりぢりになり、化学を使える狸は人間として暮らすようになり、化けることの出来ない狸達は未だ自然の残る町田へ移り住んだ。正吉はストレスに耐えながら会社員🧑‍💼として暮らしていた。ある晩、仕事帰りの正吉は、ぽん吉らかつての仲間がゴルフ場で宴会を開いて騒いでいるのを見つける。正吉もまた狸の姿になって再会を喜びあう。

そして、物語は観客へ向けたぽん吉のメッセージで幕を閉じる。

主題歌の『いつでも誰かが』
が耳から離れず、今でもすぐに思い出して歌えるほどの歌で、良い曲だと思います。🎵

人間のような狸、狸のような人間、人間のエゴで自然が破壊されようとしている。
人間と狸が、人間と動物がどう共生できるか、
していけるかを考えさせられる物語だと思います。人間も猫をかぶるとよく言ったものです。😺
人間同士でも、色んな考えや行動をすると思うので、考えがぶつかることもあると思います。
人間が気付けなくなったことを狸が教えてくれたと思います。人間も同様だと思います。
人間が気付くか、考えられるか、思いやれるかだと思いました。
また、環境問題の考えるきっかけにもなりました。皆さんも考えるきっかけになればと思います。

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