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メタバースxクリプト

アメリカ株・クリプトでもトメタバース銘柄に注目が集まるなど、盛り上がってきております。
今回はそんな今更聞けない
「メタバースって何?」
をかいつまんでいきたいと思います。

簡単に言うと、インターネット上の仮想空間を指します。
メタバースとはmeta(超越した)とuniverse(世界)の合成語であり、インターネット上に構築されるデジタルとリアルが交わる共有バーチャル仮想空間になります。
利用者はアバターと呼ばれる分身を操作して空間内を移動し、他の参加者と交流します。
2000年以降映画によくこのメタバースをテーマにした作品が出てきます。
海外映画ですと「アバター」「マトリックス」「レディプレイヤー1」、日本ではこの夏公開された細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」、ちょっと切り口が面白い「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」もその部類ですね。

メタバース

映画で近未来的に描かれてきたメタバースの世界ですが、近年、この界隈の技術推進が早まってきているといわれています。
そうです、世界的なコロナパンデミックです。
VCベンチャーキャピタリストのマシュー・ボールは、コロナのパンデミックで、娯楽や消費における人々の行動の変化が速まっているという。
「パンデミック下、主にバーチャル世界において、友情が生まれるという現象が起きました。結婚式が行われ、多くの学校が卒業式を行いました。物理や生物をはじめさまざまな科目を担当する教師たちが、バーチャル世界で授業を始めました」と。
確かに、DAOLaunchでも日々の開発打合せや制作依頼をslackやzoomを使って、アメリカ、イギリス、ベトナムetc世界中の人達とやり取りをしています。

マシュー氏がメタバースを定義する7つの要件として以下を掲げています。
1: Persistent(永続的である)
一時停止やリセットなどが存在しない。
今までのゲームと違う感覚ですね、スタートするともうリセットができないのは人生と同じですね。
2: Synchronous and live(同時性&ライブ性)
実社会と同じようなライブ状態で行わる。1つの企業や組織がコントロールするのではなく、参加者全員がその貢献度に応じた扱いを受けられます。
3: No cap to concurrent participants(同時参加人数無制限)
今までのゲームは人数制限があったり、国や地域に制限されることがありましたが、個人のユーザーそれぞれが存在感を持つ世界。
4: Fully functioning economy(参加者によるモノの制作・保有・投資・売買などが可能)
まさに前回のニュースカイツマミで説明したNFTの世界ですね、現在、メタバース内のアイテム(NFTの服や道具)だけでなく、土地不動産($SAND)まで売買できるようになっています。
5: Both digital & physical worlds(デジタルと物理、両方の世界にまたがる体験)
現在ブロックチェーンゲーム($AXSアクシーなど)でGameFiというビジネスが広がっています。GameFiとは「Game」と「Finance(あるいは造語のDeFi)」を組み合わせた造語で、ゲームを遊ぶことで稼ぐことが出来る、Play-to-Earnといったキーワードで注目を集めています。
6: Unprecedented interoperability(今までにない相互運用性)
プラットフォームも1つではなく、複数のメタバースを相互に行き来できる事がこれから起きようとしています。まさにこれは映画「レディプレイヤー1」の異なる世界観のキャラクターが同居する空間、ガンダムとデロリアンとキングコングが一緒に出てましたね。
7: Wide range of contributors(数多くの企業/個人がコンテンツや体験を生み出す)
個人や企業などが大量のコンテンツや体験を提供する仕組み、多くのゲームでこの現象は見られます。オンラインゲーム「フォートナイト」では観客のアバターを集めたオンライン上のライブが開催されたり、「あつまれ動物の森」では選挙告知に使われたりと様々だ。将来的には学習用途やオンライン会議、旅行体験やECなどへの活用が考えられます。

そして、先月世界で29億人近いユーザー数を誇るフェイスブックが、メタバースの構築に全力を上げると宣言。CEOザッカーバーグさんは『向こう数年で当社に対する人々の主な認識はソーシャルメディア企業からメタバース企業に変わる。フェイスブックのようないち企業だけでなく、たくさんの企業とエンジニアたちがメタバースを作り上げていくことになる。さまざまな意味でメタバースはソーシャルテクノロジーの究極の表現だ』と話しています。
SNS企業からメタバース企業にリブランディングですね。
フェイスブックのお家事情として、SNS事業で米アップルiPhoneのプライバシー保護規制の強化を進めている情勢と相まっています。最近「トラッキングを許可」か「Appにトラッキングしないよう要求」のどちらかを選択してくださいとアプリ立ち上げ時にいわれませんか?
iOS14以降のiPhoneでは、アプリ外の他のアプリやWebサイトの行動履歴を収集して表示する、ターゲティング広告を規制する動きがあり、このようにトラッキングの許可申請制に変更しています。そうなるとほとんどの人が許可不可にする訳で、フェイスブックの主力のターゲッティング広告事業の収益が低下が見込まれ、今後を見据えたメタバース事業での巻き返しを図っている様です。
ソーシャルゲームで知られる日本のグリーも、今後数年でメタバース事業に100億円規模の投資を行うとのこと。調査会社のStrategyAnalyticsによると、グローバルメタバースは2025年に市場規模2800億ドルの価値があり、成長し続ける可能性があると。
米国株で言うとfacebook、roblox、unityあたりがメタバース銘柄になりますが、どれも年初来最高値付近を現在推移してることからも期待の高さがわかります。

Facebookの公開中の開発映像にはまったくワクワクするものを感じませんでしたがw
アバターに面白みがないからか??
これからの展開に期待します!
とこの記事をまとめている間に、元フェイスブックのブランド責任者ケイト・ラウチさんがコインベースCMOに就任とのニュースが(2021年8月27日)。


フェイスブックメタバースとクリプトがまた一段と近づきそうですね。

近年、オンラインの中で生活をする事が増えています。仕事ではZoom会議にSlackなどを利用してやり取り、帰ったらまずgooglehomeやアマゾンエコーで音楽や電灯のスイッチを入れ、友達との連絡にはLINEを使い、夜にはオンラインゲームで大人数で遊ぶという生活の方も多いのでは?
最近ではメールやメッセージアプリなどを使わず、ゲームなどの仮想空間のコミュニティー内でコミュニケーションをとる人も増えてきている様です。
生活の中に仮想空間がすでじわじわと活用されてきています。
今はスマートフォン一強時代ですが、没入感を高める為にVR(仮想現実)やAR(複合現実)が普及してくると、日常使用するデバイスも変わってくるはずです。
常にオンラインの状態で自分達が情報空間の中にいる状態になり、現実空間より仮想空間で過ごす時間の方が長くなってくるという現象が起きてくるかもしれません。
映画「マトリックス」ではそれをディストピアの様な世界で描いていましたが、実際に仮想空間でお金を稼ぐ人が増えてくるとあながち遠い未来ではないように思います。

話は脱線しますが、こうなると24時間メタバースにいる人も出てくるでしょうから健康管理の会社とか出てきそうですね~。またはメタバースダイエット!3日間断食でメタバースサバイバル生活これは断食寺より流行りそうじゃないですか?w排泄をどうするか?これをクリアするまたスタートアップが出てきたりと想像がつきませんw

真にプラットフォームの垣根がないメタバースが出来た時、DAOLauunch上で作ったトークンやNFTがメタバース仮想空間で行き交う未来もそう遠くは無さそうですね。
そして、DAOLaunchNFTキャンペーンに参加して来る未来に向けて、今からNFTに触れておいてくださいませ!
なんだか今回全体的に映画の宣伝告知みたいになってしまいましたが、百聞は一見に如かずですので、是非先述した映画も見てみてくださいね~

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