ヘルロードカミング2023/05/15

地獄は突然に。通勤時間が2週間ほど2時間程度となったので、なんとか気を紛らわせる為にぽつぽつ記していこうと思う。まあこの二週間という期間も曖昧で、どうなることやら…と若干疑いの目で見ているのだが。あんまりもな結果であれば、流石に何かしらの対処を考えねばなるまい。ま、とりあえずやっていこうか。

オット、電車に遅れそうになった。まあまあ初めて行く場所ですし、寝ぼけ眼ですしと色々理由をつけて乗り越える。休日に下見すればいいという意見は最もではあるが、うんち仕事にそこまで休日を割く必要は無いと考えた。とはいっても、休日も飲酒の後二日酔い。長々と惰眠を貪る結果となり、そんなに有意義に過ごしたとは言えないのだが。まあ自分の為に時間を使ってはいるので、有意義ということにしておこう。それがきっと丸い考えだ。

流石に初めて行く場所と乗り換えが複数ある内で音楽を聞くのは、駅を忘れて遅れる可能性を増すので如何なものかと考えて、今日は耳をイヤホンで塞いではいないが、やはり音楽は恋しい。ああ、PEOPLE1の曲よ、クリーピーナッツよ、ぼくりりよ。お慕い申しております。

早めに起きても眠たいものは眠たい。あと12時間は横になってマグロの如く微動だにしないでおきたいが、オゼゼを稼ぐ為にはそうも行かない。せめて心だけは築地の、いや豊洲か。そのマグロの気分で横になっていよう。誰かお金持ちが競り落として欲しいものだが。

で、やっとこさ帰宅。自分の不甲斐なさとか欠落に頭をだらだら垂れつつも歯を食いしばってバスに乗って輸送される。ゆらゆらと揺られる気分は悪くはない。ただ眠りに誘われそうになるのは耐えなければならないが。その後、電車にて輸送、乗り換え、輸送、乗り換えだ。ただただ揺られるのだけはもったいない。音楽を聞く暇を流石に作ろう。

本数が少ない電車は己を縛る鎖に他ならない。起床時間も帰宅時間も制御される気分になる。とは言っても、一番危惧しているのは自分の胃腸の調子だ。朝は70%の確率で下り坂になるので、電車も下車しなれば人間性が終わってしまう。ヨーグルト、ストッパ、正露丸、諸々のモノを試してみたものの、脊髄反射のように起こってしまうのだからたちが悪い。その度に、おお、神よ!と存在しないトイレの神様に手を組み祈ってしまう。大体打ち勝つのでいらぬ心配ではあるのだが。

音楽を繋ぎ、外界とのシャットアウトを果たす。やはり音楽はいい。摩耗した心をガッチリと補強してくれる。今ゆっくりとだが、癒やされていくのがわかる。スーッと染み込んでいくのだ。うん、とりあえずは前を向いていけそうだ。

帰りに寿司を買い、ひとっ風呂浴びてAmazonプライムを寝る時間まできっかりの映画を選択し、シュッという音とともにマッチに火が灯る。近づけた煙草から紫煙が立ち上り、ようやく、家に着いた実感を覚えた。

一息つき、独りごつ。

今日よさようなら、明日よこんにちは。