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繋がり置いて飯へ行く2023/08/08

ブルーアーカイブの復帰につき、ストーリー読破に向き合っていた私は腹が非常に減っていた。だがエピソードがもうすぐひと段落しそうなのだ。持ってくれよ、私の体!と思いつつ読み進めていると、腹が逆に空腹を拒絶した。しまった。これは空腹の向こう側だ。むむ、どうしたものか。これでは周りにおいてあったカップ麺やらツナ缶が一気にご馳走から生きるための補給食に見えてしまった。美味しいのにレーションじみた存在に見えるとはなんと不幸なことか。まあ、こういう時の対策はある。散歩だ。歩いて飯食って空の下でヤニ吸って帰る。ちょっと歪なルーティンだが私が満足できるので他人の良し悪しなんざ知ったこっちゃないのだ。さて、散歩に行こう。スマホスマホ、と思っていたらポケモンスリープの違法睡眠につかっていたことを忘れていた。カビゴンの奴、途中で意識が切れやがったのだ。折角8時間寝たのにな。じゃあこっちにも考えがある、お前は放置プレイじゃ!とまあこんな感じで使えないスマホをちょこっとばかしつついた後、外に出るのだった。

何時も散歩時は素敵な曲を駆ける。キリンジとかキャラヴァンパレスとか、スクリレックスとか。その日の気分に合わせて聞くのだけれど、今日は外の喧騒をBGMにしてぶらぶらすることにした。それにしても熱い、水分補給だ。BOSSの200mgカフェイン入りのコーヒーを買ってグイグイ飲んでひとまず安心。目を鷹のように光らせ腹の調子を見る。何が食べたい?モスバーガーか?違う。ジャンクはノーグッドだ。ラーメンか?違う。肉が足りない。じゃあカツなんてのは?どんぶりの奴。良いね、行こう。いつものルートに通りがかるカツ屋に足を止めて、想った。おい、昨日一昨日アルコールやらなんやらでお前の体はボロボロのはずだ。やめておけ。ええい、煩いなあもう!と思いつつ百里あったので隣の店を見る。松屋だ。松を売っているのではなく、牛めしを売っている場所だ。そういえばVRCで松屋スキーの人がいたなあ、食ってみるか。そう思いつつ松屋で食券を買って端っこの席に着いた。

ものの20秒でお冷が置かれ、流石はチェーン店だなあと思いつつ、そういえばスマホやら情報機器を持たないまま食べ物屋に行くのはいつくらいぶりだろうと頼んだ牛めしを待つ間考えを巡らせた。大抵の場合スマホを見ながらご飯食べたり、友達と喋りながらだったりでご飯と向き合うのはホントに久方ぶりだなあと思っていると飯が来た。味噌汁もついてきていいね、と思いつつ汁物のふたを開けて熱気を逃がした後に、頂きますと呟き箸を進めた。

牛丼系を食べる時に私はルーティンがある。まず、プレーンを食べ、1/3くらいで一味系をかける。2/3で紅ショウガを食べて最後はお冷を逸機して終わる。味変カンフージェネレーション。とある動画のセリフを拝借してそう呼んでいる。

わっしわっしと食べ進める。味が、薄い?違う。薄いのではない。日頃濃いものばかり食べていることを実感させられているだけだなコレは。しかし美味いな。合間合間に味噌汁を挟みつつ食べていると、隣の席の人が入れ替わった。オジサンか?横目で見つつ注文を聞く。小声で聞こえぬ。店員さんも何度も聞き返している。あらら、よくないねえ。ちょっと待って食券買っておけば良かったのにねえ。ふうとやれやれといった感じと食事でお腹が膨れれつつあることの混じったため息をついたあと、お冷を一気してゴチソウサマデス!と言って退店。腹八分目だし丁度いい。普通の食事ができたなあと満足感に浸りつつ駅の喫煙スペースへ向かった。

喫煙所は二階だ。エスカレーターで上がっているとキタニタツヤの「青のすみか」が流れた。こいつは素敵だ。とってもいい日だ。喫煙スペースに入ると同志が15人。日光はガン当りでちときついが、それでも煙草に火をつけて天に向かって紫煙を吐く。7/10が黒い雲に覆われつつも太陽は狙ったように照り付けてきている。まあビタミンD生成の為には良しとしよう。そう思いつつ汗が出てきた額を煙草をきっちり捨てると共に拭った。

さて、このあと今日は何をしようかな。


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