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遅延だらけの台湾旅行記4日目

前回はこちら

いよいよ最終日。
暑いし疲れてるので15時頃の便だったが朝から空港へ向かうことにした。

ホテル朝食

朝食付きのホテルだったもののやっぱり台湾のホテル朝食は当たり外れが大きすぎる。
今回は自分的にはハズレ。というか基本的にハズレだと思うのでホテルでまともな朝食を食べたいならちゃんとアピールしているところにしないといけない。
ハズレというのはほぼ地元民しか食べないようなクセ強めのメニューが多いというだけなのでなんでも食えるって人は気にしなくていい。

Youは何しに台湾へ

ホテルは松山駅付近だったため空港へ向かうため一旦台湾鉄道の駅へ。
なぜか京急の顔はめパネルが置いてあった。
一応京急と台鉄は友好協定を締結しているが、なぜ松山駅なのか。
たしかに近くに羽田便が飛んでいる松山空港はあるものの最寄り駅ではない。

京急だけでなく台湾はやたらと日本のいろんなところと提携したりしているので松山駅はJR四国の松山駅と姉妹駅になっている。

ちなみに松山駅から桃園空港へ向かう場合MRTの松山新店線から行くルートもある。
その場合は北門駅で降りて桃園MRTの台北駅へ行く。実は桃園MRTの台北駅はメインの台北駅よりも北門駅の方が近かったりする。

エバー航空のチェックイン機

相変わらず暗くて狭い桃園空港第2ターミナル。
その奥に無理矢理作られたハローキティチェックインエリア。
エバー航空がサンリオとコラボしているため作られたのだが、奥まで行かないと気づかないので使っている人はほぼ居ない。
そもそもチケットが出せるだけなので荷物を預ける人がほとんどの国際線でこれがあってもあまり意味がない気がする。しかもカウンターの奥なので。

建設中の第3ターミナル

現在建設中の第3ターミナルは27年末には供用開始だとか言っているが本当にそうなるのか疑問である。
そもそも最初は2018年とかの予定だったはずなのに台湾ではいつものことだが計画が遅れに遅れているので結局いつ完成するのか見えず。

ちなみに写真左の奥に伸びている部分が第2ターミナルの制限エリアなのだが、ここと第3ターミナルは接続されるため制限エリア内で移動できる。
反対側の第1と第2は既に接続されており、前回エバー航空を使った時はチェックインやラウンジは第2なのにゲートは第1の方という酷い仕打ちを受けた。
つまり第3が繋がるとそっちまで歩かされる可能性も出てくるということで…
さすがに第1でチェックインする航空会社のゲートが第3になることは無いと思うが…

謎のチケット

今回はANAの特典航空券で発券しているのだが、福岡経由になったためエバー航空で福岡まで行きそこからスターフライヤーに乗ることになった。
中部~福岡便は現在ANA運航は1往復のみであるためANA便になることはほぼ無い。
ということでANA便名のスターフライヤー運航便のチケットをエバー航空の紙で渡されなかなか面白い物が見れた。
このチケットでも問題なく通れるとは思うが、何故か福岡空港のカウンターで荷物を預けようとしたらANAの台紙に変えて良いかと聞かれた。
特にエバーのチケットが回収されるわけでもなくだったのでよく分からないが単純にこの先のスタッフが扱いやすいようにしただけなのだろう。

ラウンジに向かう途中かつやの文字を発見。
かつやなんてあったか?と思ったがどうやら昨年の9月にオープンしたらしい。

昼食を食べていなかったのでエバー航空ラウンジで軽く。
このあと中途半端な時間に機内食があるのでほどほどにしておいた。

今回C5Rという見慣れないゲートになっていたのだが、沖止めだった。
エバー航空の台北~福岡便はA321なので小型機は沖に行けということだろう。

エバー航空はステータスの扱いをかなり厳密にやっているようで、ビジネスと上級会員のゾーン1の区分の人たちだけ乗せて沖止めバスが出発した。
ANAはそんなことせず呼び出しはステータス順でもバスには限界まで詰め込むので沖止めの時はバス内で結構待たされる。
ちなみにこの時バスには6人しか乗っていなかったがビジネスクラスは8席ある。
といってもANAのプレミアムクラスレベルなのでわざわざ買う人は居ないかもしれない。

モニターすらない狭い機材。

なんとまさかの機内食の選択肢も無く全員強制的にこのメニューだった。
ドリンクも選べずアップルジュース。
でも正直味はANAの機内食より良い。
こんな狭い機材でもパンは必ず温めて出してくるのがエバー航空のこだわり。しかも米が潰されてなくてエバー航空の機内食は本当に美味しい。
ドリンクは選べなかったけども一応このあとに紅茶とウーロン茶とコーヒーは配りに来た。
手前のパンが入っているカップに好きなドリンクを入れてくれるシステム。
どれもホットだったので貰わなかったが。

福岡に到着して国内線ターミナルへのバスへ乗った時にこの通知が来た。
最後の最後まで遅延である。
この便の機材は名古屋から飛んできて折り返すのだがこの通知が来た時点でまだ名古屋を離陸していなかった。
そうなると福岡到着が20時過ぎになるのだが、A320とはいえ本当に40分で間に合うのかと思った。
しかし意外にも間に合った。スターフライヤーのCAは洗練されている。

待ち時間が伸びたのでちょっとゆっくりラーメンを食べに。
ジェノバラーメンとかいうやつだったが結構美味しかった。

さっきまで乗ってきた国際線よりも良い設備の機材で名古屋へ。
さすがに短距離で向かい風ということもあって遅延回復はならなかったが予定以上に遅れることもなかった。

精神的にいろいろと疲れた旅行だった。

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