読書日記「犯罪」フェルディナンド・フォン・シーラッハ
むっちゃん、この本はね、とっても暗くて重いんだけど、すごーくすごーくすごーく面白いので、時間がたっぷりめにあるとき、暗い話を読む勇気のある時、一人の時に読んでください。
今から10年くらい前にドイツの刑事事件専門の弁護士によって書かれた本で、犯罪専門の弁護士が現実に起こった事件をもとにして、様々な罪を犯した人たちを描いた15の短編集です。
犯罪を犯したんだから「悪い人」であることは確かなんだけど、どの話も「うーん」と唸るくらいよくできているんだよ。ミステリーとかではなくて