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小説「ザ・プロフェッサー」

以前から気になっていたロバート・ベイリー著「ザ・プロフェッサー」を読みました。
表紙の絵からは引退してのんびりと余生を過ごす教授が事件解決に乗り出すとか、そんあ話?と想像して手に取りました・・・・・・
いやいや、とんでもありません。

プロフェッサー

教授の隣にいるのは愛犬のムッソというブルドッグですが、「ブルドッグは飼い慣らされただけで、その本質はファイティング・ドッグ――死ぬまで闘う犬なのだ」という台詞が教え子のボーから吐き出されますが、まさしく物語の本質はそれでした。

ブルドッグのムッソは老犬でのんびりした犬なのですが、最後に教授の闘志に火を点けてくれるのもムッソでした。

全然、犬に関する物語を読もうとして購入したのではないのですが、読み終わって涙々の仕掛けもありました・・・・・・

この物語の舞台はアラバマだと思うのですが「ザ・マン」ことベア・ブライアントのことを知っていると、より主人公もまたレジェンドをまとった人物だという感覚が分かるのかも知れません。
主人公はベア・ブライアント コーチの教え子で、伝説のチームで活躍した元選手。更に弁護士として活躍しだした彼をアラバマ大学の教授に招聘してまでいるというのです

私はブライアント・コーチのことは何となく聞いたことあったので(多分、当時を描いた映画とかで間接的に)主人公のオーラは分かったのですが、もう一つ、アラバマの弁護士と言うことだと・・・・・・

アラバマ物語を知っていた方が良いのかも知れません。

アラバマ物語

私自身が「アラバマ物語」を見たことないので確かなことは言えないのですが、続編(四作で完結らしいです)を見ると一層その思いを強くします。

黒と白のはざま

南部で黒と白と言ったら・・・・・・
そうなるとフィンチ先生の出番ではないのか、とも・・・・・・

「黒と白のはざま」は読み始めたところなので、なんとも言えないのですが・・・・・

ちなみに第三作

ラストトライアル

第四作は「最後の審判」12月7日に発売予定です。
予約してしまいました(*^▽^*)

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